未来を共創する経営チームをつくる

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未来を共創する経営チームをつくる

  • ISBN:9784799326930

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内容説明

「トップマネジメントはチームになっているか?」
世界最大規模のコーチングファーム代表が語る
進化しつづける組織の条件とは
「会社は社長で決まる」といわれます。
新聞・雑誌・テレビなど、さまざまなメディアが、躍進する企業の社長を取り上げます。しかし、その成功は本当に経営トップ1人の力によるものでしょうか?
 
著者は、世界最大規模のコーチングファームの代表を務め、20年以上にわたって、さまざまな企業のエグゼクティブをコーチングしてきました。
その経験から「会社は経営チームで決まる」といいます。◎「一人ひとりが責任を果たす」がいちばん大切か?
本書の執筆動機を、著者はこう語ります。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
“継続的な右肩上がり”を実現している会社は、経営チームが“チームになって”います。社長の独壇場ではありません。一方、成長が続かなかったり、環境の急激な変化に弱い会社は、多くの場合、経営チームがチームとして結束していないのです。
経営チームがチームになることは、ひょっとすると会社の最重要課題であるにもかかわらず、経営者も役員も、そのことをあまり気に留めていない。
「経営者・役員は“それぞれの職責”をしっかり果たすことが大事である」――そう思っている経営者・役員はとても多いのです。
こうした認識に少しでも影響を与えたい。そう思って本書を執筆しました。
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一人ひとりが責任を果たすことで実現するのは<1+1+1=3>の組織。
<1+1+1>が5にも10にも100にもなる。そうした“共創するチーム”になることが本書の目指すところです。◎ハイパフォーマーがチームになるのは難しい日本の組織では、それぞれが主張を表面化させて、侃々諤々の議論をすることはまれです。
気心の知れたオールドボーイズクラブとして振る舞ったり、強力な軍隊型組織としてトップの意を汲み、それぞれの役割に邁進します。
しかし、現在のような厳しい経営環境下で“オールドボーイズクラブ”も“軍隊型組織”も自ら変化を起こすことは困難です。◎「ハイパフォーマーがチームになる」ために会社の未来は経営チームにかかっています。
そして、組織きっての優秀な人材がチームになるのは簡単ではありません。
その困難な目標を実現するために、本書では「なぜ“経営チーム”をつくるのは難しいのか」にはじまり「チームの土台をつくる」「チームを進化させる」「強いチームをつくる個人となる」まで、困難な目標である「経営チームが“チームになる”」ための要点を紐解いていきます。
厳しい経営環境の中、チームをさらに強くするためにお役立ていただきたい1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

epascal6

5
コーチングとは個人に対して行われるものだと思っていましたが、チームに対しても行えるものだったのですね。本書はチームコーチング✕エグゼクティブコーチングの指南書です。会社の中で一番チームとして纏まっていないように思われる取締役会のメンバーに対して、コーチングを行う想定で読みました。著者は経営チームは「4番でピッチャー」の集まりだから纏まりにくいのだと分析していますが、日本代表チームは目覚ましい成果を上げているので、やりようによってはうちの取締役会だって纏まれるはず。本書はそう信じられる希望に溢れていました。2022/01/09

うめいち

5
いちいちごもっとも。コーチングなんて必要ないという経営層ほど、コーチングが必要というジレンマ。★★★☆。2021/03/12

なおじん

5
自分をコントロールする事の難しさと対応方法を理論的に学ぶことが出来ました。また、チーム力をあげるためには、メンバとの強烈な繋がり、信頼関係が大切である事を再認識できたことは、これからの人生に活かせると思います。2021/02/11

いれち

4
横の同じ等級同士の繋がりを作るための会話の機会を設けよう。 仕事だと人がパーツのように見えてきてしまう時があるんだけども、人として実感できるようにその人の想いや過去に触れる、触れ合うこと。 そういう横の繋がりを作ることができればみんながお互いを尊重し合える存在になり、全体最適、会社最適で物事は進めることができる。2025/07/08

ちきゅう

4
経営陣がビジョンを共有することで経営者1人に拠らない経営につながるというもの。経営層がさらに下に伝え社内全体に浸透させるというところがこの先に出るのであろうがこの本の主題は経営チームなのでそこには触れられていない。したがって読者は経営層になるのであろう。たしかに日本の経営層が一枚岩になっている会社って聞かない。欧米はチームなのだろうががあくまでプロ集団で愛社精神が少ない。日本的経営のあるべき姿に向けてこの本は参考にしたい。2021/08/13

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