内容説明
2014年ＲＩＴＡ賞受賞作家！
元宝石泥棒のエンジェルは恩人のため、難攻不落と言われるフェントン・フュルスト型金庫収蔵のダイヤを盗むことに。けれど用心棒のコールに見破られてしまい……
このヒーローはホット、ホット、ホット！
そして頭がよくて、不器用でもあり……/Amazonレビュー
５年前まで、凄腕の宝石泥棒だったエンジェル。今は堅実な人生を歩んでいるが、第二の母と慕う幼馴染のおばが誘拐され、身代金として犯罪王ボーゴラが所有するダイヤモンドを要求された。難攻不落と言われるフェントン・フュルスト型金庫に保管されたダイヤを盗むため、エンジェルは一夜限りの復帰を果たすが、わずかに残してしまった手がかりのせいで用心棒のコールに見破られる。実は彼もある目的のために潜り込んだスパイで、捕まりたくなければ今度はもっと奥にある金庫を破るよう命じられ……。
原題：Against the Dark
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち～
35
宝石泥棒から五年前に足を洗ったエンジェル。仲間を助けるため、犯罪王のもとに忍び込むが、わずかな手掛かりを追ってきた用心棒コールに捕まってしまう。しかし、彼は悪と対抗する組織のスパイで、彼女の金庫破りの腕を見込んで手助けを迫ってきた。恋人を装い犯罪王の金庫を破るが…。コールに惹かれつつも、彼を疑ってしまったエンジェルの最後の頑張りが凄かった！大勢の若者の命を助ける使命を大事にしながらも、惚れたエンジェルも助けなければならないジレンマを負うが、ボロボロになりながらもエンジェルを守り抜いたコール、素敵でした〜♡2020/09/05
たまきら
27
ちょっと面白い設定のロマンスです。女子が凄腕の金庫破りで足を洗った宝石窃盗犯罪者、というのも珍しいし、アホなマッチョ役が得意な正義の民間スパイ、という男子の設定も珍しい。スピーディであっという間に読んでしまいました。こんな印象的な三人組を簡単に忘れられるものかなあ…と思いつつも、展開が早くてなんだか流されてしまいました。2作目は英国人スパイ（ヒュー・グラントという描写があるけど、どうなんだろう…）が主役らしい。楽しみ楽しみ。謎のトップも出てくるかな？2020/11/20
菫子
20
ヒーローが文句なしに素敵！危険な匂いがあり頭脳明晰な美形で強くてユーモアもあって、しかも、眼鏡君ですよ！HOTシーンの前に眼鏡を外したり、闘いの途中で眼鏡を無くしたりと、眼鏡ヒーローは美味しい！元宝石泥棒ヒロインに恋しちゃって命を投げ出して彼女を守り、二度も酷い傷を負ってしまうなんて。乙女心がときめき、ほどよいスリル感のあるストーリー展開も読みやすくて、ラストまで全部楽しかったです！ 後半で活躍したマクミランが主役となる２作目(RITA賞受賞)も読みたい！ （原題 AGAINST THE DARK）2020/04/03
アカツキ
14
アソシエーション1作目。元宝石泥棒ヒロインは人質にされた幼馴染のおばさんを救うため、一夜限りの復帰をして犯罪王が所有するダイヤモンドを盗む。しかし、些細な証拠から犯罪王のボディガードをしていたヒーローに嗅ぎつけられ、捕まるか金庫を開けるか選べと…。スパイ組織アソシエーションの一員で潜入捜査中の眼鏡ヒーロー。有能ヒロインと宝石泥棒仲間は魅力的だし、ストーリーもドキドキハラハラがあって面白い。ただ、小悪党芝居が素にしみ出している時のヒーローが好みではなくてロマンス面が盛り上がりきれなかった。2022/03/18
フタ
6
金庫破りで元宝石泥棒現インテリアデザイナーのヒロインと、数学大好き筋肉ヒーローの正義の味方話。すごくスピーディーでするっと読めた。腹筋は正義2020/08/03
