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内容説明
このままでは次の大流行の波を乗り切れない! 若くても,重症化も合併症も可能性あり.後遺症も怖い「常識破り」の感染症.原因ウイルスの正体とは? 対抗・防衛手段の検査方法とは? 抗体検査でわかってきた免疫の新常識,ワクチンや薬の開発…….経済活動と感染拡大抑制の両立を目指し,最新の科学的知見を基本から解説.
目次
はじめに┴第1章 新型コロナウイルス感染症の感染拡大 武漢で発生からの数カ月┴第2章 さまざまな症状を引き起こす原因ウイルスの正体 若くても重症化┴第3章 コロナウイルスとたたかう 検査薬・治療薬・ワクチンの可能性┴第4章 コロナウイルスと共存する 真に経済活動と感染拡大抑制を両立させる┴おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
27
徹頭徹尾、データで説明される。昨年夏ぐらいまでの話。1年前にワクチン、PCR検査とか徹底していれば、今頃、こうだっただろうか。残念無念。唾液に多い新型コロナウイルス(26頁~)。PCR検査は抗原検査よりも精度が高い(33頁)。PCRはポリメラーゼ連鎖反応法の略。RNAは高校生物でやったのを思い出した。学部でも生命科学でやったことがあった気がする。尾身会長ではなく、メンバーチェンジして人身一掃で早期に変異ウィルスへの処方をお願いしたい。 2021/05/06
tetsubun1000mg
5
去年から急にTVに出始めた岡田春恵さんの名前を見つけたので選ぶ。 グラフやデータが多いので分かりやすいい内容。 やっぱり感染学の専門家が言ってることは説得力があった。2021/01/23
aochama
2
新型コロナウイルス感染症のこれまでの経過を専門家の視点で客観的に整理されており、マスコミにより喧伝されるものとは一線を画します。これ一冊で状況把握は十分ですね。また、今まさに訪れている感染拡大や医療機関崩壊危機、経済との両立、科学と政治のあり方についての提言は、一読の価値はあります。声が届いてほしいものです。2020/11/14