双葉文庫<br> 優しい街

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双葉文庫
優しい街

  • 著者名:新野剛志【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 双葉社(2020/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575524147

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内容説明

探偵の私は、名古屋から上京していた実業家から、娘を捜してほしいとの依頼を受ける。その娘、由はツイッターをやっていて、本来のアカウントとは別に、性的な表現が氾濫する裏のアカウント、「裏垢」もやっていた。私は協力者を得て、裏垢から由の足取りを追う。――現代に浮遊する少女や彼女らを取り巻く大人たちの姿を静かに激しく描いたミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

13
主人公の真面目で言い訳じみた説明に、何故か親近感がわいてしまう。そうこれは、故・内藤陳先生が天国で泣いて喜ぶ正真正銘のハードボイルドだでよ。ハードボイルド。それはちょっと間違えると滑稽に変わってしまう危険を孕んだ小説。然るに、ハードボイルドとは、読み手が如何にその物語にのめり込むことが出来るかで、その面白さが変わってくる。読む側も心して読まないと小説が台無しになってしまう。優しい街。この街は一体、誰にとっての優しい街だったのだろうか。最後まで、分からなかった。2021/01/21

terukravitz

4
★☆☆☆☆2020/11/12

chobitK

1
☆☆☆2024/01/16

ねぎまぐろ

1
★★★2021/08/11

瀬音村

1
“ハードボイルド探偵”と聞くとどうしても先に木内一裕先生の矢能が浮かんで、他作品と比べるのもどうかとは思うが敢えて素直な感想を述べるならば、本作の探偵市ノ瀬、弱い。ちょこちょこある暴力喧嘩シーン、ほとんど勝てない。勝てたのは不意打ちで殴りかかったとき(2回)だけ。喧嘩→負けて拘束→殺される直前で敵サイドのトラブル→助かる。このパターンが3回はあった。あと細かいことですが、本業の探偵が敵の車に触れる距離まで来ててナンバーわからないってどうなん?今時探偵の真似事する高校生でもナンバーぐらいみる。正直がっかり2021/01/23

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