内容説明
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森のくまが医者を目指して街に来た?
初夢から始まって、除夜の鐘で終わる生物学超おもしろ講義の第2版。
新しい知見を盛り込み、一部の図も見やすく改訂。楽しく読みながら、生物学の基本がしっかり身につく。
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目次
1月 初夢――――――――目で見えるもの、見えないもの
2月 節分――――――――細胞から個体へ
3月 焼き芋―――――――変わらずに変わる
4月 桜の開花――――――情報を伝達する
5月 花粉症―――――――免疫 からだの防衛のしくみ
6月 ジューンブライド―――性と生殖
7月 アイスクリーム――――生命の旅立ち
8月 花火大会――――――遺伝のしくみ
9月 台風――――――――遺伝子の正体
10月 大地の恵み――――植物の生きかた
11月 紅葉―――――――地球生物圏は存続し得るか
12月 クリスマス―――――生物の多様性と進化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさって
2
高校生物入門程度の内容を12項目(12ヶ月)に分けて季節感を感じさせる演出が好きです。 現行・旧課程生物ともに、よく分からない範囲で教科書が分断されているので、全体的な流れを俯瞰するには最適だと思います。 有性生殖の必要性ついて「赤の女王仮説」がある。 『鏡の国のアリス』でアリスは懸命に走り続ける赤の女王に出会う。アリスが訳をたずねると、女王は「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」と答える。 周囲が変異を続けているから自分も変化しないとその場に追いつけない。 (耐性菌は怖いですね)2013/06/01
sota
0
生物学は、動物、植物の細胞レベルから、生態系レベルまでの内容が詰まっている。読んでみると楽しい。2016/05/31
はーと
0
生物学の進捗は著しく。 老朽化した脳にとり、一定の負担を与えた・・・ その基礎的な知識の取得。あたかも、赤の女王仮説である。2016/03/17