内容説明
密貿易の謎を解け! 日本一の淫の求道者・半兵衛が、江戸を奔る! ――浅草寺裏手で商う仏壇仏具の浅深屋半兵衛は、じつは腕利きの淫具職人。武家の姫君から吉原の遊女、尼僧まで、あらゆる身分の女性がお得意様だ。そんな半兵衛に、大名の奥方が義妹の観月院を還俗させよとの密命が下る。その裏には、さる雄藩の醜聞が秘されていた。淫道の相方・美雪とともに、半兵衛が奔る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
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〈はじめに〉この本は、読友さん達からの悪ノリとイタズラ心に満ちあふれた誕生日プレゼントです。しかも、レビュー1号を目指してレビューを書くという課題つき…なんてことだ!ああ書くさ!書くとも!〈レビュー〉古い時代でも、エロに対する追求はすごく、古い時代から、このような物があっても、確かにおかしくはないですね。作品は官能小説というよりは、エロ楽しい、エロ面白い、またはエロエンタメ、はたまたアホエロいという感じです。笑いながら、時には苦笑いしながらの読了。これにて一件落着という水戸黄門のようなラストでした。2018/10/02