メイド イン 十四歳

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紙書籍版価格 ¥1,540
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メイド イン 十四歳

  • 著者名:石川宏千花【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2020/11発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065214435

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内容説明

主な登場人物は、ナチュラルボーン優等生とステルスくんと、サニーとパンダ、それから兎屋に来るちょっと変わった大人たち。
性格も良くて、なんでもほどほどにできてしまう主人公。秘密だって、釣り堀「兎屋」に毎週来ていることと、『フーアーユー?』という小説が好きすぎることくらいなものだ。そんなある日、透明人間の転校生の案内係を頼まれてから、クラス内で微妙な立場がくずれてしまい……!? 
ぐらつく日常を送るぼくらのためにYAの旗手が描く、あざやかな物語!

未来の自分は、いまの自分がしたことで作られていく。だれかをおとしめるという行為は、そういうことができる人間にみずからなっていくという行為でもあるのだ。それをするのかしないのかは、ある意味、一生を左右する重要な選択といっても過言ではないだろう。いずれ出会う新しい友人、意中の人、志を同じくする者たち――人生が進んで行く中で、どうしたって気づくときがくるはずだ。たとえば、ああ、こいつにはかなわない、と思ったときに。ああ、この人が自分なんかを好きになってくれるはずがない、と思ったときに。ああ、この差をどう埋めればいいのだろう、と思ったときに。      本文より


・著者紹介
石川宏千花
『ユリエルとグレン』で、第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。主な作品に『お面屋たまよし1~5』『死神うどんカフェ1号店1~6』(以上、講談社)『墓守りのレオ』(小学館)『拝啓パンクスノットデッドさま』(くもん出版)などがある。『少年Nの長い長い旅』(YA! ENTERTAINMENT)と対をなす物語『少年Nのいない世界』(タイガ)(共に講談社)を同時展開して話題となった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

47
優等生の藍堂君は、担任からアメリカからの転校生のお世話係を頼まれる。難病の転校生沙斗君を「透明人間」と認識したクラスメートから「いない人」扱いをされ、お世話係の藍堂君も一緒に無視される。そうして起こった沙斗君転落事故。異質な物、人を集団で排除する恐ろしさ。そして転落事故も沙斗君の退学、アメリカ帰国で風化。この部分をスルーしているのに疑問が残る。コブちゃん先生の存在と釣り堀の大人たちの存在が救い。居場所があって、理解してくれるみかたの存在。中学生にとっては大事ですね。藍堂君はニューヨークで会えたかな。2021/04/25

のり

19
蘭堂は、ナチュラルボーン優等生。ある日、体が透明な病気だという転校生のお世話係をすることになる。蘭堂の、きちんと真っ直ぐな生き方や、異質なものを排除しようとする、それも1人ではやらない弱い者達、「先生」と呼ばれる生き方をできる者。蘭堂と、包帯の外れた浅窪君との笑顔の姿を目に浮かべてしまった。面白かった。2021/03/22

今庄和恵@神戸元町コネクトロン

17
ナチュラルボーン優等生の主人公と透明人間になってしまうという持病の転校生の物語。14歳とは発達心理学的にも魔の年齢、厨二病とはまさに。繰り出される脳内言葉に、思ったことを後さき考えずに外に出せるのが厨二病の特権だよな。正体不明の病気に不安と恐れで正気を失うクラスメート、イジメの図式をテンプレに語る物語になっていくのかと思いきや、自分を絶対的に守ってくれる大人への信頼が綴られ、どこに着地するのやと思えば傷ついたまま去ってしまった転校生に真の思いを伝えるための旅にでる。本音は相手にちゃんと伝わるように言語化→2021/02/05

ひなた*ぼっこ

10
ナチュラルボーン優等生の男の子が、転校生がきたことをきっかけに自分と向き合っていくお話。彼みたいにみんなが自分だけのお守りみたいな存在に出逢えるといいね。正統派児童書。小学校中学年向けかな。2021/03/03

まさ公

9
ミチオさんが血相かえて駆け寄ってきてくれた一文に泣いた。14歳くらいって自分の気持ちさえままならず面倒くさいから、同級生の反応もわからなくはない。藍堂君がとてもいい。2021/03/04

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