江戸絵皿絵解き事典 絵手本でわかる皿絵の世界

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江戸絵皿絵解き事典 絵手本でわかる皿絵の世界

  • 著者名:河村通夫【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 講談社(2020/11発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065213599

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内容説明

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江戸時代の庶民の手に渡るようになった絵皿は、大量生産され、そこに描かれた絵の手本は、狩野派の絵師の影響が大きい。絵手本は江戸時代から明治時代に描かれた絵本の一種で、絵の描き方を習うために、手本の絵が描かれた本。浮世絵諸派にも大きく影響を与えたものだが、皿をはじめとする工芸品にも多大な影響を与え、現代にも通じている。
本書は、陶器と版本を対比して、その由来、故事、季節などを説明、解説。
中国、日本の故事、おとぎ話、十二節季、動物や植物など。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらちゃん

63
絵皿を謎解くとは面白い。今住んでる家を壊す前、大皿が何枚かあったなぁ。勿論、こんな価値あるお皿たちでは無かったけれど、ちゃんと眺めておくんだった。熨斗や座敷庭の景色、牡丹に大原女。こうして見ると一枚一枚に物語あり。今は大勢で会食することもないけれど、昔は大活躍の場があったはず。江戸絵皿興味深いです。2021/01/16

遠い日

2
著者の河村通夫さん、お名前に覚えがあると思ったら、そうそうラジオの方でした。江戸絵皿の諧謔やコントのような笑い、掛けことばの妙などを嗜む、楽しむのが、当時の流行り。見てわかるものはわたしには4割くらいか。解説を読んで、もう一度見ると納得!まだまだ研究、収集の途上だとか。続編や、まとめ的な事典が出されるのが楽しみです。2021/03/27

Go Extreme

1
塩屋 瓢箪から駒・張果 蝦蟇仙人に陳楠 司馬温公の瓶割り 李白観瀑 一路功名 鸛の巣籠り 獅子の子落し 汐干 大原女 牡丹・二十日草 菊水伝説・流れ菊 苦瓜・ゴーヤー 座敷に庭 蜃気楼 龍門 近江八景 大華国 二見の浦・夫婦岩 麻姑 関帝 蛍雪の功 漁夫の利 真鴨 虎の子渡し 二十四節気 麒麟 応龍 二十四考 恵比寿・大黒天 大津絵 宝船・変遷 2021/03/29

gua5113

0
勉強になります。 続編発刊を期待します。2021/08/05

tban

0
骨董の知的嗜み 焼き物だと、土や発色、姿にばかり目が行きますが 絵皿の絵解きは盲点というか、新鮮でした。 判じ画の類のみならず、故事などに通じた解説は 簡明でお見事です。値の張るものだけではなく 雑器にも通じることなので楽しみの幅が広がりそうです。 趣味のある方は手元にぜひ置いておきたい本です。 2020/11/18

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