内容説明
野球大好きの老若男女で結成された、9人だけの草野球チーム「ジンルイズ」。20歳の学生から81歳の老人まで、職業もラーメン屋店長、会社経営者、元プロ野球選手と様々だ。しかし彼らは勝負にこだわらない。様々な事情で過去に野球を断念しているジンルイズ・ナインにとっては、「野球を楽しむ」ことこそ第一なのだ。ある日、ジンルイズのオーナー吉見高志(8番レフト)は、遠藤と名乗る不思議な老人と出会う。遠藤の魔法と計らいによって、ジンルイズは全日本野球選手権大会の地区予選に出場することに。一回戦、二回戦、と奇想天外な試合運びで勝ち進むジンルイズ。遠藤の魔法のおかげなのか、それとも……。本書は『翼はいつまでも』で坪田譲治文学賞を受賞した著者が、野球を題材にした長編小説。物語の展開とともにナイン一人一人に起こり始める「小さな奇跡」を通じ、人生の応援歌として描いた大人のためのファンタスティック・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
66
最後は物語的にはキレイに終わっていてそれはそれで感心モノなんだけど読者心理としては後日談を期待するよね。2016/03/16
Walhalla
21
野球小説と言っても、青春と感動の高校野球ではありません。プライドがぶつかり合うプロ野球でもありません。年齢も性別も職業も国籍も、様々な面々が集まった草野球チームのお話しです。 チームの方針として「勝敗よりも野球を楽しむこと」と銘打っているだけあって、本格的な野球理論などは出てきませんが、本当に野球が好きな人たちのキラキラした表情が、この作品の魅力ですね。 私もいつの間にか観るだけの側になってしまっていますが、久しぶりに草野球がやりたくなりました。エラーと珍プレーと笑い声こそが、草野球の華ですね。2016/11/04
YOS1968
14
草野球小説。作者の想い入れたっぷりさ加減が、なんとも気持ちいい。ファンタジーなのだけれども、草野球って想い入れ満載なものなのだからそれでいいのかと思うし、一方では「これはないよな」というご都合主義的な展開は、野球好き(草野球好きか?)以外にはついてこられないのではと心配になる。9人それぞれの個性に、微笑ましい視点で読むべき一冊。2012/06/05
しょーくん@本棚再編中
9
★★★★★★☆☆☆☆草野球チームの人間模様を描いた話。最初はありえないメンバー構成に、なかなかストーリーに入っていけませんでしたが、メンバーの人となりを知ることで、一気に引き込まれてしまいました。最後がサラッとし過ぎだったのが残念でしたが、なかなかいい話でした。2012/01/26
つむじ
7
(図書館)野球大好きな老若男女9人が、草野球チーム「ジンルイズ」に集まった。そこで起こった奇跡とは・・・。とっても面白くて、一気読み。ラストもよかった。大好きなものがあるって幸せなことだね。「文庫本」買いです2015/05/06
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