内容説明
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南シナ海、東シナ海、尖閣諸島等への、海洋強国をめざす中国の強引な海洋進出に対して、日本としていかに対処すべきかを国際法の観点から論じる。中国の戦略的行動といった力による現状変更の企てから、日本の海と領土をいかに守るか。いま日本の海で何が起きているのか、その正確な現状認識と危機感・関心を共有し、「侮られない日本」をつくるための、まさに渾身の緊急出版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらーく
1
ネットではいろいろと言われていますが、この本のように国際法に照らして説明していただけるとありがたいですな。もちろん、中国の学者も国際法に照らして我々は核心的利益に基づき行動していると言うのでしょうけど。 まあ、一言で言えば、中国は国際法違反ですな。国際司法裁判所の結果も無視してしまう国だし。 法学の世界だけじゃ無いですけど、中国の若者が国際法を学ぶようになり、日本を凌駕しているとか。いやはや。学んでどうするか、ですな。法を順守するのか、法を変えるのか、解釈を変えるのか。良い方に転んで欲しいですな。2021/03/16
ゆいと
0
発売から約1年後に読んだが、この1年の情勢に鑑みると著者の慧眼にただ脱帽。UN海洋法条約を丁寧にひもとき、彼の国の戦狼外交に立ち向かう骨太な書。入門書ではなく、読み進めるには海洋法条約の基礎知識がマストだけど、いまの日本の安全保障上、最大のテーマであり、是非多くの人に読んで欲しい。最終に記された法治主義と法の支配との違い。著者の卓越した分析はここに収斂されていて、法の支配が当たり前と考えがちな日本国民は、この1年の香○情勢を他山の石として、それが当たり前でないことを理解する必要がある。2021/09/11
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