内容説明
「あらゆる刺激に敏感すぎる」「共感しやすい」「人の影響を受けやすい」「心も体も疲れやすい」……etc.
そんなあなたはHSPという“敏感な気質の持ち主”かも。5人に1人が持つ極めて繊細な感受性のHSPとは?
相手のことを気にして自分を出せない、他人の感情や気分に左右されやすい、暴力的なものは極力見ないようにする、光や音・においにとても敏感である、集団の中にいるととても疲れる、神経が高ぶって眠れないことがある、たくさんのことを一度にするのが苦手、変化に弱く新しいことに不安になる――。
そんな、あらゆることに過敏に反応してしまう気質を「HSP」(Highly Sensitive Person)といいます。HSPは、生まれ持った気質であり、病気でも障害でもありません。また、5人に1人がHSPだといわれています。
そうした方々が、心をスーッとラクにし、生きづらさを解消するためには、どうしたらよいのでしょうか。
本書は、HSPの数少ない臨床医である十勝むつみのクリニック院長で精神科医の長沼睦雄先生が監修し、その具体的な方法をわかりやすく紹介するものです。
※本書は2017年12月に小社よりムックで刊行されたものを、再編集したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りお
23
変わろうとするのではなく認めることから始める。強みとして納得するにはこの特性にどう価値があるか知る。 自分が苦手な相手をよく観察する。 プラスの感情をもたらしてくれるものを探す。 自他の区別をつけて「自分は自分、他人は他人」と自分の境界線をはっきりする。物事を良い悪いで考えない。🥀敏感で傷つきやすい性格を自分の強みと捉えられるようになりたい。2022/04/30
FuSa
9
現在軽いうつ状態で人生休憩中の旦那さんがHSPのチェックリストほとんど当てはまると言うので、勉強のために。 さらっと読めて、よくまとまっていて、入門書として良い。 もう少し分厚い詳しく書かれたものも読んでみる。2021/09/18
La Principita
3
最近しばしば耳にするHSP。私自身のネガティブ思考や人間関係のしんどさがこれに起因するのか?と読んでみた。テストが掲載されているが、一つ一つ考えていくと自分がどの程度当てはまるのか、どんどんわからなくなる。楽になるためにはありのままの自分を認めること、とはよく言われるが、それができないから辛いんだよっ!と反発。ただ、精神科医による本でありながらホ・オポノポノやフラワーレメディなど、スピリチュアル系や民間療法に近いものが紹介されていたのは親しみが持てた。2022/03/06
sloth_life
1
シンプルにまとまっていて読みやすかった。2021/09/12