内容説明
私立探偵エド・ハンターの伯父が消息を絶った。救出に向かうエドを待ち受けるものとは? SF&ミステリの鬼才、フレドリック・ブラウンの代表シリーズ〈エド・アンド・アム・ハンター〉シリーズ最後の未訳作品が遂に登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ribes triste
12
エド・ハンターにまた会えたのが嬉しい。スターロック探偵社に勤務するアム伯父さんとエド。突如、アム伯父さんが失踪する。手ががりも無いまま必死で捜索するエド。少年のようなあどけなさを残しながらも、またひとつ大人になっていくエドがよいです。2017/09/30
ちま*真希
10
推理小説とはこういうものか、と何か納得させられた気分になった。手がかりを元に次の手がかりを掴みの繰り返しだけど決して飽きない。ジョークの言い回しと主人公の恋愛事情が素敵。2015/12/18
よしひろ
4
アメリカの日常生活が見えてくる。2016/01/24
macau3
4
フレドリックブラウンの作品は発行されてるのは全部読んだので、また読めるとは感無量。内容なんかどうだっていい、と思ってたがハンターシリーズの中でもいい方じゃないかな、訳が新しいので読みやすい。SFの未訳があったらもっと嬉しかったが。最後に狂った星座の話も懐かしい、確か星座が歯磨き粉の広告になる話だったと思うが。「73光年の妖怪」は何度も読み返した、「火星人ゴーホーム」は映画にもなっています。未読の方は是非。2016/01/02
つゆ草
2
この時代のミステリーはアリバイのトリックが単純だったんだな。各部屋に電話さえ置いてないし、防犯カメラもない。順序良く話が進んでとても読みやすかった。しかし、終盤とは言えあんなネタバレのやり方をするとは。私が知らないだけでよくある手法なのかな?2022/05/19