探偵サミュエル・ジョンソン博士

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探偵サミュエル・ジョンソン博士

  • 著者名:リリアン・デ・ラ・トーレ【著】
  • 価格 ¥1,936(本体¥1,760)
  • 論創社(2020/11発売)
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  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784846012779

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内容説明

18世紀のイギリスを舞台に文豪サミュエル・ジョンソン博士が難事件に挑む。史実に基づく描写が高く評価され「クイーンの定員」に選出された歴史ミステリの先駆的シリーズ。原書全四巻から厳選した日本独自編纂の傑作選!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飛鳥栄司@がんサバイバー

5
『骨董屋探偵の事件簿』や『探偵ダゴベルトの功績と冒険』と同じ雰囲気を持つ短編集。18世紀のイギリスが舞台となっており、史実に基づいた描写が評価されているらしく、探偵に実在した人物を当てていたり、登場人物も実在の小説家や古物蒐集家などを配置して、洒落っ気たっぷりな歴史ミステリに仕上がっている。特にコレと言った派手さがないので、連続して読んでいると冗長性を感じてしまうところを考慮して、長編と長編の間のブレイクタイム的に2編くらいづつ読むのが効果的だと思う。2014/01/10

timeturner

3
面白~い! よくこんな設定を思いついたなあ。これほど探偵コンビにふさわしい二人はない。博士とボズウェルだけでなく、フィールディングやウォルポールなど同時代の人物が多数登場し、いかにもに描かれているのもいい。2014/01/02

tokyo-zodiac

1
実在の人物、ジョンソン博士とボズウェル(ワトソン役)を主人公に据えた歴史ミステリ集。クイーンの定員選出の一冊ではなく、全四冊からのオリジナル編集。蠟人形館で起こる皮肉に満ちた事件「蠟人形の死体」をはじめ、博士が盲目の判事フィールディング卿とタッグ?を組む「空飛ぶ追いはぎ」新発見された遺稿を巡る怪事件「消えたシェイクスピア原稿」女史が同時期に書いた『消えたエリザベス』と同ネタの実在の事件を扱った「女中失踪事件」等々・・・史実に憶測を絡めつつ、当時の世相をも巧みにプロットに取り入れている。願わくば『Ⅱ』も!2014/11/04

kanamori

0
☆☆☆★2015/07/23

ネクタイおじさん

0
短編にしては登場人物が多いので、人物が把握しきれなくなりそうな気配。そのため登場人物をメモしながら読み進めることにしたのは正解だったみたい。サミュエル・ジョンソン博士は実在の人物との事ですが全く知りませんでした。人物像を知っているとより楽しめるのかもしれませんが、知らなくても十分楽しめました。2023/03/06

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