講談社文庫<br> 水の殺人者

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講談社文庫
水の殺人者

  • 著者名:折原一【著】
  • 価格 ¥662(本体¥602)
  • 講談社(2020/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062633130

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内容説明

恐怖の「殺人リスト」にまた、一人の名が記された。1通のコピーから始まった連続殺人の謎――次はお前だ! 恐怖の「殺人リスト」にまた一人の名が記された……。会社のコピー室に置き忘れられた1通の書類から始まった連続殺人事件。次々にリストに加えられる名前、しかもその通りに殺人が起こる。密かにせせら笑っている真犯人とは? 折原トリックの魔術が最後の最後まで読者を欺き続ける傑作サスペンス。<『水底の殺意』改題作品>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

84
殺人リストと称するコピーの用紙に、名前が載った者たちが、次々と殺されていく。リストは途中で新たな名前を増やしながら、被害者たちの目線で物語は展開する。折原マジックなのか、何処かに違和感がないか、探しながらも読む手は止まらない。殺人リストが変更していく事で、犯人及び目的らしきものは推理しやすい。折原氏の印象から言えば、素直な部類の作品だろうと思う。大きなどんでん返しの代わりに、エピローグが在るのだろうがこれも予想の範囲であり、物足りなさを感じる。探偵の伊達兄妹が他作品から登場している事の方が、サプライズだ。2020/10/14

ダイ@2019.11.2~一時休止

71
殺人リストに従って事件が起こっていく。ちょっと動機がイマイチに感じるが面白かった。2014/01/07

レモン

46
著者初読み。〇〇者シリーズをちまちま集めて積読を充実させている最中だが、お試しでシリーズ外を読んでみた。携帯は普及しておらず、個人情報もバンバン入手できる平成初期が舞台だが、現代でも楽しんで読めた。あり得ない展開の連続だが、殺人者は誰なのか、殺人リストの人物たちのつながりなど謎が気になり一気読み。古き良きの匂いが感じられて、著者他作品への期待が高まる。殺人リストに挙げられた人物のうちの1人に、昔仕事でお世話になった方と同姓同名(漢字も一緒)の人がいてぞわぞわした。2022/08/14

bibi

36
「殺人リスト」に沿って連続殺人!?リストに挙がった人物のどんな事情があるの?なんてまんまと折原トリックに嵌ってしまった😊2020/07/04

ブルームーン

30
殺人リストに名前の書かれた順番通りに人が殺害されていく。一見、接点がなさそうに見えるリストの人物達だが、意外なところで繋がっていた・・・。折原さんらしい二転三転するミステリー。面白かったけど結末で頭が混乱。2014/04/06

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