内容説明
60、70もよろこんで! 定年で燃えつきたくない貴男に、「介護の職人」が贈る、得がたいアドバイス! 「大量定年時代」の警世の書――いよいよ始まる、大量定年時代。職場をはなれて、男たちが「回帰」する地域社会では、女たちが伸びやかに老後を楽しみ、男たちは自分の居場所を見出せずに弱っていく……。老人介護のカリスマが、30年以上の経験から喝破する、男という性の「老い」への脆さ。そして、それを乗り越えるための有効な対処法とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マスオ
2
再読。思春期、青年期の危機と初老の危機の間に中年の危機があるのか。人生が下り坂になった時にそれは起こるのか。今の状況の私にいろんな示唆をくれた1冊になったかも。2015/03/25
eriko
1
実父を介護するようになり、女の私から見て「何故だろ?」と思う事が度々あり、本書を開いてみました。「あぁ~そうなんだ~」とかなり納得してしまいました(笑)男性は本質的に、自らの老いを受け入れる事が下手らしい…。男性が老いに適応しやすい条件は①金、地位、名誉と縁がないこと②進歩主義を信仰していないこと③「自立した個人」にこだわらないこと。男性の方が読まれると面白いと思います。2013/02/22
マスオ
0
再読。介護施設にみえる女性、入居者もスタッフも、皆たくましい。男がどうしたら見得、プライドから自由になれるのか。そんな本、かな。2012/06/21