内容説明
僕は路上にいた……写真家・小林紀晴が、アジアという人の波を歩く! ――『ASIAN JAPANESE』から4年。新しい旅は、1995年夏から翌年の夏まで、1年間にわたった。人の波を歩き、同時代に生きる普通の人々に、カメラを向ける。バンコク・チェンマイ・上海、そして沖縄へ。7ヵ国で出会った、修行僧、娼婦、難民、学生、女優、蛇頭……。アジアに生きる人間の、重い言葉と胸に迫る肖像。アジアを感じる旅!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sato
12
図書館をブラブラして見つけた本です。アジア旅行に興味を持ちはじめてちょっとばかし知識を詰め込もうとしたが、20年前の本でした。哀愁が漂うような文面、写真も追従し暗さが残る。20年前からどうなってるかに興味が湧きました。2017/02/11
HIRO1970
5
★☆★ちょっと古い本です。著者が18年~17年前に一年間で日本とアジアの国々を行き来した旅行記。アジアンジャパニーズシリーズ3部作とは取材対象は違うが構成及びコメントの濃淡・仕事の精度はあまり変わっていない感じでした。この後の作品にどんなものが出てくるのか期待したいです。2013/08/31
ばろっさ
3
この哀愁漂う文章、写真がたまらない。時期は90年代半ば。節々に時代を感じるが、それも味。2020/05/09
うにゅすけ
1
アジアンジャパニーズ以来にこの作者の本を読んだ。旅で出会った人に焦点を当てるという着眼点はいいけど、筆者がくずすぎる。でも、旅の機微みたいのはなんとなく伝わるところもある。2019/12/04
FREE
1
かなりボリュームのある分厚い本書は、アジアの国々の旅の軌跡を描いたもので、あまり面白味はありませんでしたが、本書に登場する人物が写真付きで紹介されているので物語に入りやすくより想像しやすいので良いと思いました。 風景写真も綺麗に撮れている点もよかったです。 時間とお金があれば僕もあちらこちら旅したい!2019/10/10
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