内容説明
映画『大コメ騒動』を完全ノベライズ化!
「コメを旅に出すな---!」
時は1918(大正7)年、富山県の貧しい漁師町で起こった「米騒動」。井戸端から社会を変えた、日本の女性が初めて起こした市民運動といわれる騒動で活躍したおかか(女性)たちの奮闘ぶりを臨場感たっぷりに描き出す“大痛快”エンタテイメント映画『大コメ騒動』(監督・本木克英、主演・井上真央。2021年1月8日より全国公開)を完全ノベライズ化!
いつも周りの目を気にしているが、日に日に米が値上がりし、追い詰められる中で、諦めるばかりでは何も変わらないと自覚し、やがて騒動を引っぱっていく存在となる松浦いとを演じるのは井上真央さん。そのほか豪華な俳優陣たちが演じる個性的な富山のおかかたちの奮闘ぶりを小説で活写します。
おかかたちは、どうする? どうなる? 命の源であるコメを守れるのか? 子供たちを、家族を、守りきれるのか!? ぜひおかかたちの活躍ぶりを映画で、ノベライズで、見届けてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
164
大正の米騒動。知ってるようで知らない。ただ1993年米騒動は経験した。大正の米騒動に比べたら騒動に毛が生えた程度だったかなと思う。そして、何もかも値上げしてる今の世の中と重ねるものがあり、物語を通して実感できた。物価高でも米を毎日食べれることに感謝しつつ、今の時代を生き抜く強さを身につけなければいけないな。それにしても当時の富山のおかか達、かっこいいな。大正の女性の強く生き抜く姿、家族を守る姿は、美しく思うのと同時に、怒らせると怖いとも思った。「地震 雷 火事 おかか」という言葉が脳内で浮かんだ。2023/05/03
はる
29
富山の女性ってなんて強いんだろう。今までなかなか語られるき事のなかった漁師町の女性のお話。とにかく驚いたのは男性で一升、女性で8合のお米を食べる事。そして、女性は逮捕の対象ではなく、男性だけが騒動で逮捕される。昔は女性の地位がこんなにも低かったなんて想像以上です。しかも、男性は出稼ぎで家にいないから男性がいない間、男性のする力仕事をする。なんて過酷なんだろう。こんな人達のおかげで今日があることに感謝しかありません。2021/01/10
Hong Kong
21
読みともしんごろさんのレビュを読んで。ありがとうございます。面白かったです。あまりお米の質にこだわらないおかか(⇐私)ですが、今日ちょうど美味しいお米5kgX2を娘が持ってきてくれました。やっぱり日本人はお米の国の人だあ。お米はありがたい。富山のおかか強し!万歳!2023/06/03
糜竺(びじく)
20
大正時代に富山で起きた米騒動を描いた映画のノベライズ本。家族を守るために強くならざるをえなかった女性達。当たり前に米を食べていられる現在の状況に感謝。2021/07/27
ひろりん
13
1918年、富山県から全国に広がり、時の内閣を退陣させるまでに至った「米騒動」。その発端となる出来事を描いた、映画のノベライズ本。映画の方は観ていないのですが、当時の地方の貧しい現状と、その中で苦しみながらも何とか家族を守りたいという母親の思いが熱かったです。お母さんたちは強いなと思ったのですが、それに対して「彼女たちは、強くなんかありません。強くなるしかないのです。」という雪の言葉が胸に残りました。2021/10/08
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