小学館文庫<br> 鋳物屋なんでもつくれます

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小学館文庫
鋳物屋なんでもつくれます

  • 著者名:上野歩【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 小学館(2020/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094068351

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内容説明

女性鋳物師の奮闘を描く痛快モノづくり小説。

 祖父・勇三が起こした下町の町工場「清澄鋳造」で働くルカ(清澄流花)は、営業担当ながら時には自ら流し入れなどの現場作業も行う“鋳物オタク”だ。丁寧なモノづくりを信条に長年培ってきた会社の強味が時代遅れとされ、単価の引き下げや納期の短縮を求められた末に、相次いで発注を打ち切られてしまい、大ピンチに! 瀕死の会社を立て直すため、ルカは大胆な改革を考える。
 今までのやり方へのこだわりや、“経験とカン”を誇るベテラン職人たちの反発。困難に立ち向かう中で、亡き祖父だったら……と思い巡らすルカ。特攻隊の生き残りにして、会社を起こし、高度成長期の中で発展させていったその足跡を辿っていくと、これまで知らなかった勇三の人生が浮かび上がってくるのだった。さらに、時代を超えて輝きを放つ、二つの“東京オリンピック”。
 変わっていかないと。そう、変わり続けないと。
 ルカは、新しい工法や鋳物の概念を超えた新素材の商品や、物語のモノづくりなどに挑戦していく。東京の下町を舞台に、女性鋳物師の奮闘を描き、
鋳物の新しい可能性を見せてくれる痛快モノづくり小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュール リブレ

63
今日は11月11日。ポッキーの日だそうな。朝のコーヒーと一緒に読了。上野歩さんの下町お仕事小説は、朝読むと元気をもらえますね。2020/11/11

koji

21
もしドラマ化すれば、鋳物師(いもじ)ルカは立ち姿がいい杏さんを希望します。本書の粗筋は、主力取引先の受注を失い大ピンチに陥った鋳造所を、中興の祖の孫娘が大改革で建て直す物語。勇三おじいさんの苦難の過去と改革に苦悩するルカの現在が交錯する物語の展開は、「ものづくり」日本の運命と重なり、構成の巧みさを感じます。さて私が感じ入った所は、「我慢ばかりして自分の気持ちを表わさない消極的な気持ちをアメリカの自由な雰囲気が変えてくれた」という同業大村の言葉。最近我慢のマイナスを考えている私に何が大切かを教えてくれました2022/06/26

sugar&salt

14
亡き祖父が起こした清澄鋳造で働く流花。祖父の代から行っていた木型作成からの鋳物作りは時代遅れと取引を打ち切られピンチに。流花は会社を守るためフルモールド法を取り入れたり自社独自のシステムを構築していく。大胆な改革をする上での葛藤や失敗の連続にもめげず、社員と協力して良いものを作ろうとする流花の姿勢が格好いい。2021/09/19

おれんじぺこ♪(17年生)

12
既読っぽいのは改題してるからかな、とおもったらがっつり既読でした(笑)2025/11/27

おれんじぺこ♪(17年生)

11
鋳物屋さんってなんとなくしかイメージできないお仕事がテーマのお仕事小説。祖父の時代(戦争)の部分も描かれていたけれど、ちょっとそれが長めかな、という印象。あれもこれもが盛り込まれ過ぎてた感あり2024/03/04

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