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内容説明
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色不思議な力を持つ少女の色と命の物語。
色に話しかけ、色を誘い出すことのできる不思議な力を持った、インディゴという名の少女。彼女が誘い出す色が村に溢れると、人々は声をあげて笑い、喜びに輝き出しました。
ある日、その噂を聞きつけた王様がやってきて理不尽な要求を突きつけました。困り果てたインディゴは、名前のまだついていない最後の色に会いに行くことに・・・。
夜明けから日没まで、そして、季節の移ろいとともに変化する空の、海の、山の、大地の、色彩のページェント。
インディゴの色を探す旅は、素晴らしい色の世界の奇跡と豊かさを気づかせてくれます。
染色家人間国宝の志村ふくみさんの「藍色」にインスピレーションを得て生まれた、宇宙の光に照らされたこの地球と私たちの「色の命の物語」。
※この作品はカラー画像が含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shoko.m
2
いちばん最後に名前がついたという藍色(インディゴブルー)はどうやって生まれたのか。色を愛し、見つけ出し、さそいだすことができるインディゴという少女のお話。これは、作者がアイルランドの妖精物語や伝説をヒントに、染織家の志村ふくみさんからインスピレーションを得て書かれたという物語だそう。志村ふくみさんの詩やその娘さん(同じく染織家)の解説もついていて、イラストだけでなく、色鮮やかで美しい本。志村さんの随筆で、さくらの樹皮で色をつくるという話が教科書に載っていたのを思い出した。2020/12/26
まいちょろ
1
色好きには、たまらない、優しい1冊。2021/03/23