集英社単行本<br> マナーはいらない 小説の書きかた講座

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

集英社単行本
マナーはいらない 小説の書きかた講座

  • 著者名:三浦しをん【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 集英社(2020/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087900156

ファイル: /

内容説明

作家・三浦しをんが「小説」を真正面から考えた――。「小説を書くのは自由な行い」。だがしかし、「ここを踏まえると、もっと自由に文章で表現できるようになるかもだぜ!」。長編・短編を問わず、小説を「書く人」「書きたい人」へ贈る小説の書きかた講座。人称、構成、推敲など基本のキから、タイトルのつけ方や取材方法まで、本書タイトルにあやかって「コース仕立て」でお届けする大充実の全二十四皿。

目次

ようこそいらっしゃいました
一皿目 推敲について
二皿目 枚数感覚について
三皿目 短編の構成について(前編)
四皿目 短編の構成について(後編)
五皿目 人称について(一人称編)
六皿目 人称について(三人称編)
七皿目 一行アキについて(前編)
八皿目 一行アキについて(後編)
九皿目 比喩(ひゆ)表現について
十皿目 時制について
十一皿目 セリフについて(前編)
十二皿目 セリフについて(後編)
十三皿目 情報の取捨選択について
十四皿目 取材方法について
十五皿目 タイトルについて
十六皿目 情報提示のタイミングについて
十七皿目 高揚感について
十八皿目 描写と説明について
十九皿目 書く際の姿勢について
二十皿目 文章、書き進めるコツについて
二十一皿目 構想と構成、登場人物について
二十二皿目 お題について
二十三皿目 短編と長編について
二十四皿目 プロデビュー後について
またのお越しをお待ちしております

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

371
三浦 しをんは、新作中心に読んでいる作家です。満漢全席のような24皿、小説の指南書なので、比較的シリアス、エッセイほど抱腹絶倒ではありませんが、楽しめます。私は文才がないので、本書を読んでも、小説は書き(け)ません(笑) https://cobalt.shueisha.co.jp/contents/manner-miurashion/2020/12/12

さてさて

312
『「マナーはいらない」というタイトルには、「小説を書くのは自由な行いだから、細かい作法とか気にしなくてオッケーだぜ!、って思いをこめました』とおっしゃる三浦さんが全二十四皿フルコース仕立てで小説の書き方を指南して下さるこの作品。『推敲』の大切さや、『人称』の使い方に伴うメリット・デメリット、そして『作品にとってぴったりの看板になるよう、いろんな発想を組みあわせてタイトルを考案』することの大切さなど参考になる記述満載のこの作品。小説の読み方にまで気づきの機会を与えてくれる、とても納得感の得られる作品でした。2023/01/01

旅するランナー

284
結局、小説の書き方は千差万別・十人十話・人それぞれ、書きたいという情熱と技術・技量があれば本人の思うように書けばいい。そして、マラソンのごとく、持久力と粘り強さを兼ね備えていること。ハウツー本として期待してはいけません。マネはいらないのです。それよりも、自作のネタバレをものともせず、どう発想・構想・創作したかを明かして頂けることが、しをんファンとしては嬉しい限りです。2021/05/05

いつでも母さん

208
「真面目か?」って読み初めはちょいと戸惑った。が、そこはしをんさん!(笑)私は小説を書けないが小説家って凄い!を感じるエッセイだった。(←勿論最大級の賛辞と尊敬を込めてます。)私に欠けてるものは、想像力に語彙力に・・その他諸々(汗)やっぱり私はしをんさんが好きだ!2020/11/28

修一朗

176
実際の三浦しをん作品の構成図を載せてあるので,こんな発想からあの作品を作っていったのかがわかって楽しかった。自分は飛ばし読みの癖があって「誰がしゃべってるんだっけ」ってのがしょっちゅうだ。なので語り手や状況を明示する工夫になるほどです。小説の書き方にマナーはいらないよと言いつつもルールというか読者を混乱させないためのお作法は必要ですね,よくわかりました。ハイロー&Exileのグダグダ部分はナナメ読み。自分が小説を書くことはないだろうけど書くとしたら神視点/三人称視点だろうな。一人称視点なんて絶対無理。2021/01/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16703214
  • ご注意事項

最近チェックした商品