「冬の蝶」殺人事件

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「冬の蝶」殺人事件

  • 著者名:木谷恭介【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • シティブックス(2020/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

はじまりは、セクハラの告発だった。
温泉宿に社員旅行にいった医療機器販売会社の男子社員が、女子社員の入る女風呂を覗いた。覗かれた女子社員は新聞社に告発文を送ったため、内部でうやむやにならず、マスコミが連日大きく取り上げた。
責任をとる形で、覗きを主導した社員と、東京支社長の西野が左遷された。左遷先への赴任当日、西野は新幹線には乗ったものの、京都支社に顔を見せなかった。1週間近く後、静岡県掛川市の山中で発見された。
人望があり、尊敬する父が殺されたことに、遺された娘の奈穂は納得かいかず、少しずつ調べはじめた。そこに宮之原警部が加わり、事件の裏に、奈穂の想像もつかない闇が広がっていたことがわかった……。