時間はくすり

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時間はくすり

  • 著者名:比留間榮子
  • 価格 ¥1,287(本体¥1,170)
  • サンマーク出版(2020/10発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763138514

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内容説明

「ありがたい話なんて、何もでてきませんよ?
私は、ただの薬剤師ですから」

そんな飾らない第一声とともに、白衣姿の薬剤師がゆっくりとした足取りで現れた。
東京下町のとある一角、大正12年創業のその薬局と同じ年齢の、おばあちゃん薬剤師、
それが比留間榮子さんだ。

雨の日も風の日も、猛暑も大雪もものともせず、
日々、薬局に立ち続け、お客様に手を添え心を重ねること75年。
かけるひと声、添えるその手が
「榮子先生に会うだけで元気が湧いてくる」
「来るたびに握手をして、パワーをもらえる」
と地元で評判の薬剤師。

そんな彼女が、薬とともにそっと手渡してきた「言葉のくすり」。
権威ある称号も名誉な勲章もないけれど、
ただひたむきに、目の前のひとりに心を重ねる長い年月が調合した、
自分にも誰かにも、少しやさしくなれる処方箋。(イントロダクションより)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kitten

13
図書館本。ギネス世界記録、95歳の現役薬剤師の比留間さんの本。まだ、お元気で仕事を続けておられる。もう、この年齢になると何をしても尊いと思う。人生百年と考えると、60歳定年から第二の人生だとしてもあと40年。いくらでも新しいことに挑戦できる。最終章の「時間はくすり」がよかったな。「幸せは、見つけたもの勝ち」「生きる意味を考えなくていい」。ありがとうという言葉を大切に。私はいつまで働けるかな?現場に立つことはなくなっても、「人の役に立ちたい」という気持ちはもち続けたい。2022/01/28

雨巫女。@新潮部

12
《私-図書館》この薬剤師さんのいる薬局に行ってみたい。2020/12/10

風池

4
装丁が素晴らしく。絵柄もいろも落ち着いていて、癒される。生きる理想像が。憧れるわ。将来の不安を考えず目の前のこと。わかっているけど、なかなか。でも、これしかないのでしょう。やりたいこと、できることを探して、コツコツと生きたい。2021/05/23

takahiro suzuki

3
ニシトアキコの話し方教室のひるぴーから紹介されて読んだ本。 良かった。 なんと言っても素敵な言葉のシャワーかなっと思えた。 素敵な言葉が多いので、心に留めきれない。 「疲れた」とは言わない、耳は素直だからその通りになる。 「何かお役に立てますか?」を口癖にする。2021/11/01

サワコ

3
97歳(発刊時は96歳)の現役薬剤師さんということが最初の興味で、薬剤師専門雑誌で紹介されていたのを見てすぐに購入しました。「朝、目覚めたなら、その日の『お役目』があるということです。」「未来の心配よりも、今日を楽しくする方法を考えましょう。今に没頭していれば、心配する暇などうまれません。」など…。肩の力を抜き心を軽やかにして今を今日を楽しもうという自然な想いが湧き出て来ました。素晴らしい本です。2021/05/13

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