いのちの光 仏法からみる「発達障害」

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いのちの光 仏法からみる「発達障害」

  • ISBN:9784267022432

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内容説明

機関紙「大白蓮華」で掲載され、大反響の連載企画を待望の単行本化!
社会でも認知度の上がってきた「発達障害」。
しかし、その原因や実態は、今なお解明されていない部分が多くある。
専門家でも見解が異なることがあり、さらなる研究・調査が必要な分野といえる。
本書では、本人や、その家族らが抱える苦悩や生きづらさを知り、
その現実に対して、仏法が照らす「光」について綴っていく。

目次

はじめに
誌上座談会 孤立させない「心の居場所」を
第1部 発達障害
第1章 特性を見つめて
【体験】「変わった」子と見られ続け
第2章 増え続ける生きづらさ
【体験】理解されないアンバランス
第3章 「支える」とは何か?
【体験】もしも願いが叶うなら
第2部 大人の発達障害
第1章 特性に応じた環境調整
【体験】「働く」ということ
【体験】新しい「家族」の形
第2章 気づかれない苦悩の中で
自助グループの当時者を訪ねて
【体験】「普通」に見えるつらさ
第3章 カサンドラ症候群〈家庭編〉
【体験】「がっかり名人」と一緒に
【体験】家族全員が発達障害
第4章 カサンドラ症候群〈職場編〉
インタビュー 生きづらさのない成熟した社会を 片山泰一
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おはぎ

2
立石美津子の著書「育ててわかった 発達障害の子の就学就労自立の話」を読了後、こちらを読んだ。障害の特徴を押さえたうえで読みすすめられた。だれであれ、できるだけはやい段階で特徴にきづいてあげられるかが重要。この本には大人の発達障害が赤裸々に綴らてある。家族や信仰者同志の理解があるおかげで障害特徴がポジティブに受容され、いかされている。ただ当事者だけでなく回りの精神的な消耗感は相当にはげしい。人が人をサポートするのはそれが職業として成り立つくらい大変な事。こうした書籍が発刊され情報共有されることが救いになる。2024/03/25

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

2
この手の内容は、たいてい当事者と第三者で視点が分かれて、後者でいうと如何に多くの人を巻き込めるかが焦点になる。その点、落合陽一が社会にブレクスルーをもたらすのは、ある種のフィクションのルール化(縛り)だとして、SDGsをその代表例に挙げていて妙に納得したのを覚えている。そして前者でいうと、当事者が必要としているのはこういう内容なんだろうな、としみじみ思う一冊。2021/01/18

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