会計知識ゼロからの はじめての予算管理

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

会計知識ゼロからの はじめての予算管理

  • ISBN:9784820728412

ファイル: /

内容説明

会計や数字が苦手でも、予算の実務を何とかしたい方へ
「予算」と聞くと、苦笑いを浮かべたり、険しい表情になったりする方が多いのではないでしょうか。特に仕事上かかわりの深い管理職の方であればなおのことでしょう。
ビジネスにおける予算は、大企業から中小・零細企業、果てはフリーランスに至るまですみずみに浸透し、その業務活動を支えています。いまや現代社会において、予算を全く考えないでビジネスを行うことは不可能に近いです。裏を返せば、その予算について実務のやり方を知っていれば、ビジネスを行いやすくなるとも言えます。
とはいえ冒頭でも述べたように、予算の実務=予算管理については一般的に苦手とする方が少なくありません。一般社員までなら、売上目標などのわかりやすいノルマだけを考えていれば何とかなっていたかもしれませんが、管理職に昇進して部門・部署の予算管理が業務に入ってくると、予算を無視することはできなくなります。予算という概念は会計、とりわけ管理会計の考えが基になっているので、もともと会計に関心があって知識がある方なら予算管理に入り込みやすいかもしれませんが、そうでない方にとっては苦痛を伴うものと感じてしまいがちです。また、予算のイメージから、会計の知識やスキルをまず習得する必要性を考えてしまい、その勉強に尻込みしてしまう方もいらっしゃいます。
そこで本書は、予算管理に初めて直面して悩む新任管理職の方々に向け、予算管理に必要と言われている会計知識やスキルの理解が最小限で済むよう解説しました。具体的には、よくある会計学の体系順ではなく、ビジネスの現場で管理職が直面しやすい実務の順で解説しています。その際は理解の一助として、年度の途中で昇進した新任管理職が、はじめて予算をまとめたり、報告したり、作成したりするショートストーリーを収録しました。
本書は4章までが予算管理の対処方法を解説し、5章以降は予算管理に役立つ会計の考え方を少しだけ紹介しています。会計的な考え方を学ぶのは、管理職1年目の予算管理を乗り切ってからでも遅くありません。まずは4章までで予算管理を実務として押さえ、慣れてきたら5章以降を読んで実務を補強していきましょう。
■目次
第0章 予算管理は管理職の必須スキル―9月
第1章 月次決算―10月
第2章 業績見込―11月
第3章 予算作成(前半)―1月
第4章 予算作成(後半)―2月
第5章 KPI―5月
第6章 部門別PL―7月
エピローグ―9月

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モンタニー

1
予算管理に携わるので手に取ってみた。経理部門というより事業側の目線だが、基本的な考え方などわかりやすく参考になった。2022/01/14

Ryo

0
会計知識ゼロからの予算管理ということで、げつじけっさんと業績見込、KPIや部門別PLなど基本的な算出と管理方法について解説。 2025/05/17

KW

0
実務目線で書かれており、概要をざっと掴むにはいい。 2時間くらいで読める。2024/08/30

美影ネコ(サブ)

0
完全に"事業部の管理職になった人"向けの本。だが、経企の自分から見ても各事業部の人がどういう視点で予実管理しているのかを知る良い機会になった

Ayaka

0
実際に数値を使って、各企業の予算管理の事例を紹介していくよりかは、会社内での予算管理におけるコミュニケーションの取り方に重きを置いてる本。 実際の会社の事例を数値事例とともに見たかったのだか、記載がなかった 製品単位での収益比較表や予算管理等、もう少し詳細に記載してほしかった 全体的に薄い本

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16530992
  • ご注意事項

最近チェックした商品