カイルが輝く場所へ 発達障害のわが子がピアニストとして羽ばたくまで

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カイルが輝く場所へ 発達障害のわが子がピアニストとして羽ばたくまで

  • 著者名:紀平由起子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • NHK出版(2020/10発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140818114

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内容説明

両親がともに学生時代から音楽をたしなんでいたこともあり、紀平カイルは楽器に囲まれて育つ。物心つく前から一度聞いた音を即座に再現できるなど、絶対音感と驚異的な記憶力があった。一方で、言葉の遅れや強いこだわりなど、気がかりなことも多かったという。そんなカイルが自閉スペクトラム症と正式に診断されたのは3歳のとき。両親は障害をひとつの個性と受け止め、多くのことにチャレンジさせてきた。いつしかカイルはピアニストになる夢を抱き、母はその夢をかなえるために寄り添い続けた。そしてとうとうプロデビューを果たす。多くを語らない息子に代わって、そばで見守り続けてきた母が、ピアニストとして羽ばたくまでの道のりを丁寧に振り返る感動作。巻頭のカラー口絵では、誕生からピアニストとしてデビューするまでの歩みを紹介する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

29
先日、教育テレビで観た「ギフト」。東大の異才発掘プロジェクトにも関心を持っていて、その両方が出てきた。発達障害についても、ここ数年で、随分捉えられ方が変わってきたと思う。少しずつではあるが、特徴も含めて、知られてきたことがあるのかと思っている。ただし、家族としてという視点のものは、あまり知らなかったので、いろんな気づきがあった。これは、発達障害云々に限らず、一般的にも当てはまることがあると思った。無理な早期教育ではなく、心の成長を待ってから・・・という、ある先生との出会いが大きかったのだと思うし、賛成だ。2020/03/22

如月小町

4
24時間テレビで彼の事を知り、その豊かなピアノの音に惹かれてこの本を読んでみた。他人とは違うと感じていたわが子が「自閉症」と診断され、それを受け入れながら寄り添ってきた両親。その後、次々と苦難が続くが、カイルさん本人と両親が出会った人に助けられて成長していく。確かに大きな苦難だったと思う。だけど、彼の才能を発見できる家庭と、その才能を伸ばす環境があったことがうらやましくも思う。 自分に合ったものに出会える確率って、そんなに多くないとから。でも、それを含めても、彼のピアノは素晴らしかった。2021/08/28

happy55703

1
これからもピアノを楽しんでください。2021/05/12

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