内容説明
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あまりにも強烈な個性を持つがゆえに、しばしば“ざんねん”な行動に走ってしまう『三国志』の登場人物たち。本書では『演義』や『正史』からの逸話を通じて、『三国志』登場人物のなんとも「ざんねん」な一面に注目した。彼らの愛すべき“人間らしさ”を知れば、この壮大なドラマが、もっと魅力的に見えてくるに違いない。――いざ、ざんねんな『三国志』ワールドへ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちぃ
5
私が三国志好きになったのは、高校生の頃。それから色々読んだ。派生作品とかも含めて。1番好きなのは岩波の完訳三国志。だから尚更言えるんだけど、三国志の登場人物って、皆人間くさいんだ。個性が凄いんだ。完全無欠な人なんて、1人も出てこない。そこが魅力。ヒーローは常にかっこよくあるべきとか、一切ない。だからまあ、三国志って基本的に残念なんだよ。うん。いいじゃないかそれで。2022/02/26
y_tutuzi
3
三国志の勇猛な武将たちの「ざんねん」な一面にクローズアップ。魏、呉、蜀と人選もバランスよく、人物だけではなく、主要な戦も「ざんねんエピソード」を交えて解説している。入門者からマニアまで楽しめる三国本は意外と少ないので、おすすめの一冊。映画『新解釈・三國志』もありますしねー。あとは、カバーが可愛い(笑)2020/11/21
読書国の仮住まい
1
著者初読み。 魏、呉、蜀をメインに有名な戦いをピックアップ。 殺した妻の肉を振る舞われ、何故か感動する劉備。 曹操から貰ったもので唯一お持ち帰りしたのはヒゲ袋という関羽。 自分でやった方が早い病で早死にした諸葛亮。 勘違いで一家惨殺、さらに恨みを恐れて家主も殺害した曹操。 敵将の顔を知らなかった張遼。 ビッグマウスと威勢は良いが惨敗を喫した夏侯惇。 決断できない男孫権。 孔明の存在で憤死した周瑜。 味方に顔を知られてなかったせいで放置された黄蓋。 関羽の引き立て役華雄。 配下の張松にボロカス言われる劉璋。2022/02/25
るな子
1
メイン処の武将の話だったので楽しめて読めた。武将の名前を知ってるけどエピソードとかあまり知らないから楽しめた。そして、曹操はやっぱり嫌いだと改めて思った。2021/03/06
boze
0
☆☆☆☆☆2024/04/09