ワニブックスPLUS新書<br> 化石の探偵術 - 読んで体験する古生物研究室の世界 -

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ワニブックスPLUS新書
化石の探偵術 - 読んで体験する古生物研究室の世界 -

  • ISBN:9784847066474

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内容説明

化石といえば博物館の定番だけど、一体どうやって見つけてくるのか、気になったことはありませんか?

そんな疑問にお答えすべく、サイエンスライターの土屋健が、化石の発掘・研究を行う古生物学研究室の世界をご案内。
実際の現場で研究を行っている金沢大学のロバート・ジェンキンズ准教授の監修のもと、大人気イラストレーター・ツク之助のイラストを交えながら、リアルな化石の見つけ方、研究の方法を読んで体験できる一冊です。

ただひたすら地面を掘るだけではない、まるで探偵のような作業に好奇心がくすぐられること請け合いです!


【著者プロフィール】
土屋健 (つちや けん)
サイエンスライター。オフィスジオパレオント代表。
金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得。
その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て独立し、現職。
2019年、サイエンスライターとして初めて日本古生物学会貢献賞を受賞。
近著に『化石ドラマチック』(イースト・プレス)、『パンダの祖先はお肉が好き!?』(笠倉出版社)、『恐竜・古生物 No.1図鑑』(文響社)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

有理数

13
「化石の探偵術」という題の通り、古生物の化石の発見・発掘調査からその後の研究を、探偵になぞらえて柔らかに解説した本。各章の冒頭ではシャーロック・ホームズが引用され、ホームズが行う探偵術や推理の方法論が、形を変えて古生物学でも同じことが言える――という導線が引かれている。そういった少し新鮮な本の書きぶりはもちろん、恐竜の最新研究や、アノマロカリスなどの古生物たちの紹介、そして何より「化石」というものの在り方、見方、調査の過程が平易に書かれているので、ロマンに浸りながら楽しく読める。面白かった。2021/07/05

ウハタ

2
古生物学者がどうやって化石から古代の生物の生態を推理しているのか本。化石掘り出し始めるまでに色々する事(撮影、スケッチ、柱状図等)あって私には無理だと思ったねwでもそういう情報をちゃんと後に残すのが大事なのはよく解る。化石本体だけじゃなく周辺に有る物全て推察の材料なんだから本当ミステリー小説みたい。デスモスチルスの奥歯が一番驚き。読み易いし最後に参考資料一覧もあるし、中高の生物の授業に使用して欲しい。古生物に興味ある方は是非一読を!2021/03/17

kazuko

0
★★★★2021/02/03

startvalue

0
★★★★2020/12/10

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