内容説明
「間違いは正せる。認める勇気さえあれば」
不吉な色の瞳を忌まれていた皇女アディーヤは、停戦条約の一環で亡き母の故国ヴァジレウスの皇帝リュークヴェルトに嫁ぐ。暴虐帝との噂に反して彼は有能で優しい美丈夫だった。「頭で理解できなくても身体はわかってる。こんなにしっくりとなじんで…」夫に溺愛され、人生で初めての幸せを知る彼女だったが、二人の命を狙う幾つもの陰謀に襲われて…!?
書き下ろし番外編も収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
4
敗戦した国の皇女ヒロインが戦勝国の皇帝に嫁ぐって流れだけど、この皇帝がヒロインに一目惚れして大切に熱烈に可愛がるおかげで、自己肯定感底辺だったヒロインが徐々に自信を持っていく話。属国の王女でもある侍女にいじめられたり落馬したり暗殺強要されたりわりと悲惨なヒロインだけど、ヒーローがそれをまるごと受け入れてくれるので恋愛面ではまったく不安なく。おかげでストーリー不穏すぎるけど、それも有能なヒーローがどうにかするし、ハピエンなのでよかったかなと。背景しっかりしているからちと説明文多かった気もする。2021/02/18
QU
1
母国では呪われた目として父皇帝に忘れられてた皇女、敗戦の賠償で戦勝国の暴虐王へ嫁ぐことに後宮の皇女でも女性の地位は底辺の国だったので自己評価低いヒロイン、旦那さんは暴虐と聞いてたが努力家ハイスペック王でヒロインに甘々警戒心とわだかまり解けるまで添い寝で我慢/属国王族侍女のイジメは度が過ぎて連帯責任の厳罰自信つけたとこで母国からは暗殺指示されて急降下でも皇帝全部わかって包み込む/最後はハピエン/6作目時系列お願いします!!!2021/11/13