内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
対話形式による解説で、数理モデルの基礎が身につく入門書。数理モデルとは、現実の世界で起こるさまざまな現象を数式で表したものです。数式にすることで、その現象の性質を理解したり、変化を予測したりできます。「どうやって価格を決めるの?」「売上を予測するには?」「広告で販売数を増やすには?」など、ビジネスパーソンにとって身近なテーマを題材に数理モデルを解説。数学記号の読み方や意味から丁寧に説明するので、不安な方もどうぞご安心を。とっつきやすいのに「数理モデルの考え方」がわかる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Iwata Kentaro
8
本屋で平積みだなあ。めっちゃ面白かった。今回は時間がなくてすっ飛ばし読みだったけど、再度ゆっくり精読したい。領域はちょっと違うけどとても勉強になる。数学はゆっくり学ぶに限る。2020/10/08
エリナ松岡
7
少し見た目で判断しづらいですが、「やっぱり」が入った続編です。どうだろうなぁ、前半は随分と易しかったんですが、後半は前作と同じように難しかったかなぁ、数式をいい加減に流し読みしてもわりと主旨は把握できましたが…▼読んでいて思ったのは、たまにはこういうつまみ食いで数学への興味を持たせる本もいいかな、っていうのと、もう一つは、やっぱり微分積分でも確率統計でも1つ1つ丹念にしらみつぶしに学習していくしかないのかな、ということです。まぁ要するに本書の著者の主張の通りだと思います。2020/11/01
Iwata Kentaro
4
再読。やはり面白かった。今回は(予告通り)ゆっくりと精読。少し理解は深まった。よくわからんところもある。あせってはいけません。2021/03/22
affistar
2
数理モデルや仮設検定が出てくることもあり、数式は結構使われていますが、展開なども丁寧で議論を追いやすいと思います。物語(会話)中心で、専門書っぽい雰囲気が嫌いな方にはお勧めです。簡単なモデルからはじめて徐々に条件を追加して複雑なモデルを考え、最後にモデル間で比較をするという王道の流れに沿って計算が進みます。本筋からは離れるけど、数学の勉強の仕方などについても出てくるところが個人的には好きだなと思います。エクセルとかで簡単に計算はできるけど、計算結果の意味をきちんと考えることが重要ですね。2021/09/11
MrO
1
数理モデルシリーズ第2弾。定番のライバル女子が登場し、ストーリーとしても続いが気になるところだが、それは置いといて。前作のように、色々なモデルが登場するわけではないが、統計的推測と微分方程式という数理モデルの鉄板の2つの手法について、じっくり説明してある。微分や積分ってこうやって使うのね、ということが納得できる。2020/12/06