日本に於ける理性の傳統

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日本に於ける理性の傳統

  • 著者名:小堀桂一郎
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内容説明

日本は西歐の近代文明から「理性」や「自由」の觀念を初めて學んだ―さう思つてゐる人は多いものです。しかしそれは大いなる誤認であり、日本に生れた日本の傳統、それも鎌倉時代の出來事だつた、と著者は解説します。この意外な事實を史料から解き明かしていく、興味深い一册です。
【目次】
序章 近代の黎明・鎌倉時代──日本に「中世」はあつたのか──
一 「道理」の世紀を拓いた人々
 第一章 思索の發祥と「道理」の發見──慈圓『愚管抄』──
 第二章 政道に於ける「道理」──北條泰時『關東御成敗式目』──
 第三章 「道理」の歸結としての「當爲」──栂尾明惠上人『遺訓』及『傳記』──
 第四章 「道理」貫徹の苦鬪──道元『正法眼藏』及『同隨聞記』──
 第五章 武家佖會・庶民間に普及した「道理」──『吾妻鏡』・『沙石集』──
二 時代の標幟語としての「自由」と「理性」
 第六章 戰國武將達の「自由」衝動──「自由」の根據としての道理追求──
 第七章 イエズス會士サヴィエルの發見──日本人の「理性」──
 第八章 世界像をめぐつて、東西「理性」の衝厓──キリシタンの世紀を彩る論爭──
 第九章 「自由」をめぐつて、東西思惟の對照──キリシタン文學からの照射──
 第十章 思想鬪爭の武 としての理性──日本教徒不干齋ハビアンの登場──
三 「超越曺」と「理性の思惟」
 第十一章 創造主世界觀との對決・習合──本多正信『本佐 』──
 第十二章 「理性の思惟」の三種の契機──鈴木正三『驢鞍橋』他──
 第十三章 朱子學的世界説明再考──白石、鳩 、益軒──
 第十四章 古典文獻學誕生の意味──仁齋、徂徠、(付)淡窓──
 第十五章 普遍主義の壓迫と國風文化──本居宣長の思想鬪爭──
 第十六章 國際佖會からの挑戰と國體論──水戸學の苦鬪──
結  語 ──道理と德の文明 vs. 意志と力の文明──