文春e-book<br> マンガ 生涯投資家

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文春e-book
マンガ 生涯投資家

  • ISBN:9784163912950

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内容説明

「お金儲けして、何が悪いんですか?」
「物言う株主」として日本経済に旋風を巻き起こした村上世彰。その波瀾万丈の半生と投資理念を綴ったベストセラー自伝を、ホリエモンこと堀江貴文氏の獄中記で知られる漫画家・西アズナブルが完全コミカライズ!

2006年、ニッポン放送株をめぐるインサイダー取引容疑で逮捕された「村上ファンド」の村上世彰。表舞台から姿を消した村上氏だが、約10年の沈黙の後、シンガポール在住の個人投資家として株取引の世界に復帰する。

投資家である父の影響を受け、小学生の頃から株取引を始めた村上氏。通産省の役人を辞め、なぜ投資の世界に飛び込んだのか? 日本で初めて敵対的TOB(株式公開買い付け)やプロキシーファイト(委任状争奪戦)を仕掛けた意図とは? 東京スタイル、ニッポン放送、阪神電鉄などの投資において、一体何があったのか? 村上氏の投資家としての軌跡と投資哲学が、漫画を通じて明かされる。

本書では、アクティビストとして一世を風靡した村上ファンドの内実を赤裸々に描写。オリックスの宮内義彦氏、ライブドアの堀江貴文氏、フジテレビの日枝久氏など、村上氏と関わりの合った人々がどのように漫画で描かれるかも、楽しみの一つだ。

本書では、現在の村上氏が中高生を相手に金銭教育を講義するという体裁で、経済や株取引の仕組みを分かりやすく解説。
○お金は寂しがり屋、一カ所に集まってくる
○「安く仕入れて高く売る」のが商売の基本
○お金は経済の血液、循環しなければ意味がない
○株は上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ
等々、お金儲けのプロ中のプロが教える実践的な投資哲学が満載だ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bakumugi

5
当時村上さんや堀江さんの扇動的なニュースを見て、日本はやっぱり出る杭は打つ、前例のない事は潰す国なんだな、と思った記憶がある。この漫画で村上さんの思いはストレートに伝わったが、当時はわからなかった。今の政府の問答無用のオリンピック押しもそうだけど、ぶっちゃけの思いがわからないと不快感ばかりを残す結果になるんだよな。日本のコーポレートガバナンス、まだまだタテマエだけな企業がほとんどで会社として成熟してないのが、今の日本の一国負けの原因じゃないかなぁと思ってる。絵は似てるしw面白かった。2021/06/02

がんぞ

3
「物言う株主」は、企業は何より従業員のためにあるとする従来の経営者の感覚と対立した。安値で放置されている上場株を集め、株主総会で「自社株買い」と「配当引き上げ」を提案、プロクシーファイト…失敗…/世間を敵に回した「むちゃくちゃ儲けましたよ、お金儲けして何が悪いんですか?」発言ニッポン放送への投資とインサイダー容疑での逮捕、〜判決文「安ければ買うし高ければ売る…このような利益至上主義には慄然とせざるを得ない」まるでファンドの存在意義、資本主義経済を否定するかのような、支配者は高徳で無欲であるべきとの武士道徳2022/08/05

タチサラ@立ち上がれサラリーマン

1
小さい頃村上ファンドというキーワードは耳にしていたがなにをしている人か、した人かは全然わからなかった。でもこの本からは、村上氏が何者か、そして投資についても学べる本。 投資に興味ある人は素直に楽しめて学べるマンガだとおもう。2021/03/17

ココセ

0
マンガなので読みやすかったですがある程度株の知識がないと難しいと思います。2021/03/23

kach

0
★★★★☆2023/08/31

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