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内容説明
ワークマン式「しない経営」で4000億円の空白市場を切り拓いた秘密!頑張らない、残業しない、ノルマ課さない、極力出社しない、社内行事しない、接客しないのに急成長の理由とは。店舗数ユニクロ超え!ワークマン急成長の立役者、初の著書。ただのエクセルで企業風土を変える方法を初公開。早大入山教授驚愕・絶賛!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アベシ
41
小さく初めて大きく育てる、トライ&エラーで現場で小規模に実験し事実を積上げる、エクセル経営で企業風土を変える、もともと個人向け作業衣というブルーオーシャンを選択し、標準化を徹底することにより低コストで製造販売するという業態でやってきた会社が、いかにブルーオーシャンを拡張したか、が書かれている。5Force分析を見るとないないづくし。企業経営者には天国とも呼べる状態である。しかし店舗数は800を超え限界が見え始めていた。こういう焦燥にどう立ち向かうかが、経営者の本領なのだ。2023/05/13
ミライ
38
ワークマンの専務取締役の土屋哲雄さんが、自らワークマンの経営について語った一冊。今では大人気となった店舗「ワークマンプラス」の企画段階からオープンまでの道程、アナログの会社だったワークマンをデジタルの会社に変貌させた社内データ改革、早い段階でのインフルエンサーの囲い込みなど、土屋さんの実施した改革が詳細に語られていて面白い。混沌としたアパレル業界で、低価格+高品質というブルーオーシャン市場を発見した際に使った手法なども公開されていて非常に勉強になった。2020/11/22
Y2K☮
30
ワークマンは頑張らない。残業やノルマも不要。頑張らないでできる仕組みを作れば誰でも成果を上げられる。肝になるのは興味のある仕事をさせることとエクセルの活用。理念を浸透させるだけではなく給与にもしっかり反映させる。株主を説得し、役員報酬を抑えてでも社員の給料に還元させるとか素晴らし過ぎる。どこぞの某アパレル大手とは真逆。「知の探索」と「知の深化」の両利きは他の業種にも落とし込める考え方。得意分野を深掘りしつつ視野を広げる。データの「異常値」にチャンスが潜んでいるという話も参考になった。値札を見ずに買います。2021/02/17
なっぱaaua
25
この本を読みだしたあたりでワークマンプラスに初めて行ってきた。コロナ禍なのにモールの中で一番混んでいた。とにかく安く高機能。何だこれはという感じ。サラリーマンやっているとなかなかこういう思い切りの良い決断は出来ないし、何もしない(してるけど)経営は本当に難しい。社員にストレスになることはしない。2-6-2の中位・下位を活性化させる。何がなんでも社員を育てぬく。この点は参考になる。~続く~2020/12/29
エリナ松岡
23
倫理観が高く、企業改革の模範のような話でした。それとExcelを使った全社でのデータ活用ですね。巻末の対談でDXの本質と言ってましたがそこはどうでしょう、アップデートする時に今度はExcelから引き剥がすのが大変な気もしますが、こんだけうまく行ってんだからまあ文句言われる筋合いもなさそうです。2021/09/22
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