内容説明
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遺跡や街に見られる防犯の知恵を結集!
世界92か国の遺跡や街並みを徹底分析した、世界初のオールカラー「防犯写真集」。「地域安全マップづくり運動」で日本人の防犯力アップを進める立正大学 小宮信夫教授。犯罪学者の著者が提唱する世界標準の「犯罪機会論」は、「犯罪は犯行の動機があるだけでは起こらず、動機を抱えた人が犯罪の機会(チャンス)に出合ったときに初めて起こる」というもの。そこで、機会をうかがう犯罪者が「心理的・物理的に犯罪をやりにくい条件とは」という目線で、世界遺産、住宅や道路、学校や公園、駅やトイレなどを調査。著者自らカメラ片手に、7年間世界を駆け巡り撮影した「安全な景色」の美しい写真とともに、「被害を防ぐ具体的方法」を徹底解説します。はるか昔、「敵から身を守るには、城や都市をどう築くべきか」という決死の思いで絞り出された知恵と工夫には、思わずハッとさせられます。現代建築や地域安全のテキストとしてはもちろん、行き先々で安全に過ごすための「旅の友」としてもお勧めの一冊。また、歴史やアート、映画や小説の「もう一つの楽しみ方」も教えてくれます。さらに、社会安全の向上に尽くしてきた、国松孝次・元警察庁長官の推薦文も必読です。
※この作品はオールカラーです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keith
21
「入りにくい場所」「見えやすい場所」ということが、防犯上のまちづくりでいかに重要かということがわかる写真集です。ただ、あくまでも防犯の抑止力ということなので、犯罪者は防犯の脆弱なところで悪さをしでかすというのが悩ましいところですね。2017/07/17
更紗蝦
18
「犯罪機会論」の日本導入をライフワークにしている著者による、犯罪防止効果の高い街づくりや居住空間の写真集です。海外では、犯罪学といえば心理的・物理的に犯罪を行い難い環境を作り出すことで犯罪の機会を減らすことを目的とする「犯罪機会論」が主流であるのに、日本では犯罪者の性格や境遇などに犯罪の原因を求める「犯罪原因論」が主流であるため、道徳教育では「人は見かけで判断するな」と言いながら防犯教育では「人は見かけで判断しろ」という矛盾が起こっている…という指摘は目からウロコでした。2018/05/30
HMax
12
ヨハネスブルクには行きません。強盗に遭う確率は約100%、電流柵は当たり前。防犯が大事を解く犯罪機会論。青色防犯灯が無意味って知りませんでした。確かに青色には鎮静効果がありますが「殆どの犯罪者は下見やイメージトレーニングを通じて十分鎮静化している。興奮している犯罪者は飲酒や覚醒剤を使用しているので青色を見ただけでは効果がない。」路面を明るくし見えやすくすることで犯罪を犯す気をなくすことが大事。2017/12/17
てくてく
8
防犯という視点からみた世界案内という感じで楽しく読んだ。著者の著者は既に何冊か読んでおり、大まかな主張は理解できてはいるが、本書で取り上げられた事例についても、質問に対する回答・解説がもう少し詳しいとより楽しくなったのではないかと思う。2017/10/23
yyrn
5
小学1年生が一人で電車に乗っていても通学姿なら特に気にもならない日本人の一人だが、この本で写真入りで紹介されている世界各地の犯罪を発生させないための仕掛けや取り組みを見せられると、つくづく平和な日本を実感する。個人の自由よりも集団の秩序を重んじる社会のおかげか、ただ、それを息苦しいと感じる人が増えた日本で、自由を重んじる代償として犯罪という自由の悪用を「自由のコスト」と割り切れるかと作者は問いかけ、でも、グローバル化が進むこれからの日本では世界の常識「犯罪機会の抑制」に積極的に取り組むべきだと言うのだが。2017/06/18
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