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内容説明
かつて世界で最も勢いのある経済大国だった日本が「失われた30年」と呼ばれるほど不況から脱出できないのはなぜか。それは「税金と規制」の問題に集約される。だが、日本は世界に先駆けて少子高齢化が進み、財政状況も悪化。社会保障費は増え、自然災害も毎年のように日本を襲う。であれば「増税はやむなし」なのか? 規制と税金に苦しむ日本が打つべき手とは? 俊英の政治アナリストが、私たちに刷り込まれた「洗脳」を解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつのすけ
33
「増税すると規制が増える」、これは新しい発見だ。税金と規制、これらは何ら関連性がないと思っていたが、大いに関連している。多くの国民が、増税しないと社会保障が成り立たないと考えているが、そうではないことも理解できた。あとは、国民が一致団結するのみだ。これが一番難しい。2023/06/21
りょうみや
28
日本は海外から規制が多すぎでその対処で生産性が下がるとよく言われている。何かの税金は誰かの既得利権でそれは規制によって発生する。本書はあえて極端に、規制の撤廃と減税の必要性を訴えている。そのための有権者ができる具体的な行動まで教えている、例えば地方政治家の事務所に訪問するなど。日本の政治家と官僚の関係、選挙の仕組みなども分かりやすい。トランプ大統領がアメリカで導入した一つの新しい規制を作るためには既存の規制を2つ減らさなければいけない「2対1ルール」を日本でも強く勧めている。2022/06/15
こも 旧柏バカ一代
23
本当に最近の税金は行政サービスの質のわりにバカ高い。入力ミスだらけのマイナンバーなんて分かりやすいかもしれない。住基ネットの検証してからやれよ。しないだろうけど。何で検証しないのか、それは失敗を認めない体質。屁理屈コネたら有耶無耶に出来るから。本当に戦前の軍部にソックリになって来た。そのうちインパール作戦みたいのを企画して自滅させられるのだろう。そうならないためにも、増税やめろ、規制を増やすなか、、何もしないよりマシかな?有権者は政治家に強い。だから公約を守らない奴は落選させる。その情報が、取得しづらい。2023/06/11
ステビア
20
こういう本がどんどん売れてリバタリアンが増えてほしい2021/05/04
アルカリオン
13
「税金下げろなんていうのは、無知・無責任な言説」という印象を持っていたが、私もすっかり洗脳されていたのかもしれない。政治家・官僚・有権者の三すくみを機能させる責任が有権者にはあるという強烈なメッセージ▼良書であるにもかかわらず去年読んだことを全く覚えていなかった。謎だ・・2024/03/25
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