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内容説明
食うもの食われるもの、スリルに満ちあふれている野原ーー小さなありんこたちが毎日届けるいのちの讃歌がスケール大きく描かれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
58
長い冬をこえたある春の野原で、とかげとかなへびがありんこが来るという噂をしていた。それもただのありんこではなく、最強のありんこ軍団が・・。シンプルで短い話ながらも強烈!「春の野原は、スリルと殺気に満ちている。長い冬をこえて、だれもかれも腹ぺこなのだ」という一文にまずガツンとやられました。春の陽気とは裏腹に自然界の厳しさを垣間見たような気がします。そしてありんこ軍団!どこか粗野で無骨な印象のありんこ軍団ですが、さりげない優しさも持っていて素敵でした!著者の他の本も読んでみたいです。★★★★2012/11/18
mntmt
20
大きいものが強い?小さなありんこが実は、他のものたちをコントロールしてるのか。深い…2016/02/17
anne@灯れ松明の火
15
高畠さん講演会予習。表紙が高畠さんにしてはおとなしいなと思ったが、見開きを見て、間違いなく高畠さんだと思った(笑) 読み物の挿絵はこれが初めてだそうだ。中身の挿絵はモノクロだが、そのシンプルさがかえって、生き物たちの姿をよく表しているようで、良かった。市川さんは初だと思う。ありやとかげを主人公としているからファンタジーなのだとは思うが、命や食物連鎖、自然界のルールのようなものも描いていて、なかなか深い。これを機会に他の作品も読んでみたい。2013/11/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
『ありんこぐんだん わはははははは』 https://bookmeter.com/books/7978868 のようなお話?と借りました。歌いながら野原にやってきた最強のありんこ軍団。川に橋を架けたり、地面の下に命をためたり(巣作り)していると、野原に住む生き物たちが元気になってきました。自然といのちを語るおはなしでした。2020/08/17
遠い日
11
最強のありんこ軍団到来。とある野原の四季を巡り、噂が流れて、風景が移ろっていく間、ありんこたちはせっせと蓄え、準備していた。どこかミステリアスで、それでいてリアルな自然界の摂理が描かれている。ありんこたちの豊饒な営みもまた、自然が与えた力なのだ。2016/08/05
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