内容説明
90年代以降の一連の政治・行政改革の下で、中央省庁及び地方自治体の公務員人事システムがどのように変化してきたかを実証的に分析し、また、今後どのようにあるべきかを示した、研究者や自治体人事担当者のための書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中将(予備役)
1
稲継先生還暦記念論文集。特に幹部人事の政治介入についてや国地方の出向についての論文が面白かった。前者は他の論者の視点と比較したい。ご近所韓国の公務員制度も興味深い。2024/08/27
バイオ燃料
1
関心ある採用関係のみ。有為な人材確保のための多様な試験制度は質的拡大を目指したが、受験者減少に伴い受験者負担を軽減する量的拡大へと転じた点の説明は自分の中のわだかまりを解消した。また、筆記試験縮小によりこれまで採れなかった人材を補完する点も説明力を持つ。だが、他でも言うような、採用のミスマッチを防ぐ素の職場紹介や、人材評価に基づく採用戦略を対策として挙げる点は理解に苦しんだ。今の潮流では悪手だし曖昧な評価基準でフィードバックはできない。なにより数が評価される中でのこの提言は受け止めきれなかった。2020/06/03
おはら
0
半分くらい読んだ。タイトルのとおり、1990年以降の政治・行政改革が国家・地方公務員人事にどのような影響を与えたのか?が本書のリサーチクエスチョン。研究書としてクオリティが高いと思った。2024/10/30
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