―<br> ビジネス教養としてのアート

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ビジネス教養としてのアート

  • ISBN:9784046043481

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内容説明

なぜビジネスパーソンがアートを学ぶのか? 
その理由は、ITが急発展したり、AIなどの技術イノベーションが起きる現在のビジネス環境では、
数字やロジックによる「正解を導く」手法は使えないからだ。
そこではロジックより「答えを創造する力=アートの完成」が必要になる。しかし、アートをどう学べば良いのだろうか?
そこで本書はアートを経済、歴史、思想、社会、テクノロジー、といった切り口から解説することで、「アートの見方」「感性を言語化する」「歴史背景」「マーケット価値」などが理解できるように構成。
もちろん「技法」などの解説もあり、アートをより深く楽しむこともできる、基本書となる1冊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

110
うーん、まあまあ。よく言えば網羅的。美術と経済、歴史、テクノロジーなど、美術を中心にしたさまざまなテーマが抑えられていて、短くわかりやすくまとまっている。しかし悪く言えば浅いというか、物足りないというか、著者の主張があんまり見てこない本でもある。教科書チックで、どうも読んでいてのめり込めないというか、印象に残る内容に乏しい。せいぜい、ラッセンが日本人に人気な理由あたりかな。2021/05/31

チャー

10
アート作品の関わる歴史、経済、社会的時代背景や、多様な視点を紹介した本。表現方法を詳しく分類、解説している点は、初心者にもわかりやすい。作品を特定の形式に限定せず、作者のコンセプトや思想、問いを表現した形として捉え、その中から多くを発見することも一つのアートである。歴史的に語り継がれる作品は、その技術的なレベルの高さに留まらず、見方、考え方によって多様な示唆を受け取ることができる。絵は感性で見て知性で読むという指摘は印象的。ただ見て表層のみをすくい、素通りするのはもったいないと感じた。2021/01/24

yyhhyy

5
タイトルのようなビジネスとの関係は余り記載がないもの、美学の教養本としては極めてバランスがよい。イコンから千利休まで幅広く、大学一般教養で選定されそうなテーマばかりよりすぐってあってとても良い。2021/04/24

乱歩太郎

5
ビジネス教養としてのアート、読了。 モノに対する付加価値がどの様にしてつけられるのか?が学べそうな面白いタイトルだったので、読んだらかなり酷い内容でした。 まず、情報量の圧倒的な少なさ… LINEニュースみたいなレベルでした。 あとはビジネス教養としてのというタイトルに対して中身の大半がアートとは?についての言及なので、志向が全く違うと言っていいでしょうな。 唯一面白かったのは美術オークションに関する記述は面白かったけど、やはり、え?それで?と物足りない内容でした。2020/11/30

おくてつ

4
ビジネスマンにリベラルアーツの教養が必要と言われて久しい今日この頃、新刊案内の書評か何かで見つけて、ポチッとした一冊。 一つの絵について細かく解説するというよりも、その背景の歴史や社会状況なんかを紐解いて、理解するヒントをくれるという感じです。ちょっとしたうんちく。 まあ、日本人はゴッホより普通にラッセンが好きですからね。2022/02/04

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