感情の哲学 - 分析哲学と現象学

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感情の哲学 - 分析哲学と現象学

  • 著者名:西村清和
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  • 勁草書房(2020/11発売)
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  • ISBN:9784326154524

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内容説明

客観的な合理性を追求する分析哲学が個人的で現象学的な感情経験をあつかうときには、どのような問題が生じるのか。またそれはいかにして解決されうるのか。分析哲学と現象学が切り結ぶ地点に立って、あらためて感情の原理論の構築を目指す。

目次



第一章 感情の認知理論
 1 感情の合理性
 2 感情と判断
 3 感情の選択と「世界構築」
 4 知覚と概念
 5 感情の知覚理論

第二章 命題的態度の現象学
 1 信念のパズル
 2 信念の語用論
 3 「自己中心的」な命題的態度
 4 事象と自己
 5 潜在的な〈自己についての〉思念
 6 現存在の「了解」

第三章 感情のトポグラフィー
 1 信念と判断
 2 感情と気分
 3 快と感情
 4 快楽主義と独我論

第四章 感情の義務論
 1 信念の義務論
 2 批評のルール
 3 意志の弱さ
 4 自己欺瞞
 5 心の分割
 6 感情の義務論

第五章 道徳の情操主義
 1 感情移入
 2 反-感情移入
 3 想像と推察
 4 道徳の情操主義
 5 共感の党派性

第六章 合理的利他主義と感情
 1 思慮分別
 2 非人称的判断
 3 動機と性向
 4 「大勢で演じる独我論」

第七章 芸術と感情
 1 美的快
 2 美的感情
 3 美的義務論
 4 フィクションと感情移入
 5 共感のストラテジー


あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bevel

0
うーん、とても勉強にはなるのだけど、落としどころがいまいちつかめなかった。。分析哲学の感情の話も結局、ハイデガー、メルロポンティに向かうということかしら。あと科学との関係をどう考えてるかみたいなのも気になった。問題意識を知るために、著者の美学の本も読みたい。2021/04/09

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