内容説明
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意味記憶の検索に関する活性化拡散モデルの妥当性を、プライミング効果の基本的特性をおさえた上で、主に(1)検索の自動性/制御性、さらに(2)プライムの意図的処理の2つの観点から実験的に吟味する。なおプライミング効果とは先行刺激(プライム)の提示が後続刺激(ターゲット)の処理を促進/抑制する現象。
目次
第1章 記憶研究における知識研究の歴史的展望と問題提起
第2章 プライミング効果の大きさに影響を及ぼす基本的要因
第3章 プライミング効果の持続性
第4章 制御的過程によるプライミング効果
第5章 自動的プライミングに及ぼす期待の影響
第6章 綴りの関連性によるプライミング効果
第7章 総合的考察