内容説明
元祖いてまえ男のガムシャラ野球人生。他人の3倍がんばった! ーーエースで四番。甲子園優勝投手としてプロ野球入りし、18年間活躍した金村義明。その負けん気の源は、在日三世の生い立ちにあった。優等生だがやんちゃもした学校時代、挫折と栄光の現役時代、そして家ではゲンコツ教育を実践する正しき親父となる。出身球団、近鉄消滅に、球界再編を熱く斬る新章を追加!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
21
○金村さんの本を立て続けに読みましたので、やや慣れてしまったのか今まで読んだときほどではありませんでしたが、面白かったです。奥さんがすごいと思いました。2022/03/11
西澤 隆
8
サービス精神満載。「こんなに破天荒に生きてきた。でも人情豊かなひとに囲まれ自らも仁義は大切にしてきた」ということなのだろうけれど、正直これをサービスとして楽しむのは個人的には無理。朝まで毎日のように飲み歩き複数の女性を渡り歩く生活してたら昼間人一倍練習したなんて言われても割り引いて感じてしまうし、このメンタリティは、ないわーとどうしても思ってしまう。文中、彼らのコミュニティが「韓国人」でも「朝鮮人」でもなく「在日人」だというくだりに妙に納得。これは異文化交流。そういう文化もある。でも交わりたくはないなあ。2021/03/08
きのやん
3
親孝行と放蕩三昧に矛盾を感じないんだろうか。男が上で女が下という男尊女卑観が骨髄まで達してるらしい。それはつまり選民思想でしかない。在日だからとか、朝鮮民族だからとか、儒教の教えが根づいてるから、とかを理由にするのはおかしい。そんな奴に「差別されてる」と言われても、だよな。2018/06/25
荒川ながれ
2
あの甲子園を沸かした高校球児、金村義明がどのように生きたか赤裸々に描かれている。在日であること、家族、野球(槙原の球には手も足もでなかった、鈴木監督との不仲)、韓国籍(新羅ホテルの豪遊)、親族とのトラブル(1千万持ち逃げ)オンナ関係、酒、ムチャクチャだけど、よく描いたと思う。妻が泣くのも無理はない。編集者もそのまま書かせたのはよかった。2017/01/31
Mr.NORI
2
著者が在日三世として日本で生まれ育ってきたことの実情が包み隠さず記されている。今までまったく知らなかった世界をことを知ることができた。2016/11/19
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