ブルーバックス<br> 免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか

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ブルーバックス
免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか

  • ISBN:9784065172841

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内容説明

最新免疫学が教える「非自己」と「自己」とは
私たちの免疫系は、なぜ自己の細胞や抗原に対して反応しないのか?
免疫学の最大の謎ともいえる「免疫自己寛容」の解明に長年取り組んできた著者が、世界で初めて発見した「制御性T細胞」。免疫学にパラダイム・シフトをもたらし、」「がん」や「自己免疫疾患」の治療や「臓器移植」に革命をもたらすとされる研究の最前線に迫る。

坂口志文(さかぐち・しもん)
大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授。1951年滋賀県生まれ。1976年京都大学医学部卒業。医学博士。1999年京都大学再生医科学研究所教授、同研究所長を経て、2011年大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授。2016年から現職。過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見。2015年ガードナー国際賞、2019年文化勲章、2020年ロベルト・コッホ賞など、内外の受賞多数。


第1章 ヒトはなぜ病気になるのか
第2章 「胸腺」に潜む未知なるT細胞
第3章 制御性T細胞の目印を追い求めて
第4章 サプレッサーT細胞の呪縛
第5章 Foxp3遺伝子の発見
第6章 制御性T細胞でがんに挑む
第7章 制御性T細胞が拓く新たな免疫医療
第8章 制御性T細胞とは何者か

目次

●主な内容
第1章 免疫疾患はなぜ起こるのか
アレルギー、自己免疫疾患
第2章 制御性T細胞の発見
自己免疫反応を抑える!?
第3章 抑制性T細胞の呪縛
抑制性と制御性の対立
第4章 制御性T細胞のメカニズム
いかに分化するのか
第5章 免疫治療への道
がんに挑む
第6章 新しい免疫論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

12
ノーベル賞級の発見だという サプレッサーT細胞という幻の概念に邪魔され、最初はアクセプトされなかったとか2021/04/25

Tetsuji Yamaguchi

1
2020/11/04

Eilay

0
二十数年前、仕事で扱っていた文書にregulatory T cellという言葉が頻出した。調べても情報が少なく、たどり着いたのが坂口志文先生の研究室のHPだったと思う。そしてこの最先端の発見をされたのが日本人だったのかと驚いた。その尊敬する先生の業績が一般人にわかりやすく書かれた本書に出逢えたことは幸運だった。 免疫学全般の解説と共に、坂口先生が40年以上かけて粘り強くTレグを世に出された道のりが生き生きと描かれている。このノーベル賞級の偉業は「選択と集中」では潰れてしまっていただろうことに危惧を覚える 2021/03/29

Shotaro I

0
坂口先生の研究者人生に沿ってTregの研究を紐解く。Tregに関連した薬(CTLA-4阻害薬)は医療現場で普通に使われているが、実際のところTregとは何なのか、に関して全然理解してなかったなと反省させられた。この本を読んで自己免疫疾患の理解が変わった。癌、自己免疫疾患から新型コロナまで幅広く触れられているが、irAEに関する記述がなかったのが残念。2021/01/03

ミント

0
★★★ 制御性T細胞Tレグについて研究者の流れに沿って説明されている。T細胞が胸腺(Thymus)由来、B細胞は骨髄(Bone marrow)由来で形態上はほぼ同じ。2020/12/19

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