内容説明
心をがっちり掴んで離さない伝え方のノウハウが満載!
著者は、落語立川流第1期真打、口も立ち筆も立川談四楼。
「落語もできる作家」を標榜し、人情の機微に通じた小説やエッセイ、話のプロのワザをまとめた実用書など、数多くの著作を発表している。
さらに2013年5月からツイッターを開始。SNSの世界での140字発信にも積極的だ。落語でまず大切なのは、お客様にわかりやすく伝えること。
本書では、「初心者に優しい落語」を演じる著者が、落語家として培ってきた粋な話術(場の空気をつくる、リズムと間、構成力なども含む)と、書き手として鍛えてきた文章力をもとに、自分の考えをわかりやすく的確に伝え、相手の心をわし掴みにし、引き込むノウハウを余すところなく紹介。
古典落語の噺やダジャレ、落語界ならではのしきたりなど落語の魅力が満載で、しかも社会風刺をチクリと効かせた一書。
目次
第1章 伝える力
第2章 落語家の下準備
第3章 いざ、登壇!
第4章 300年の伝統が後世に伝えるもの
第5章 談四楼がお答えいたします
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaz
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図書館の内容紹介は『ヨイショは人のためならず、同音異義語は駄洒落に化ける、言い切る奴に気をつけろ! 芸歴50年の落語家が、目に見えて効果が出る「伝え方」のすごいワザを伝授する。心をがっちり摑んで離さないノウハウが満載』。ノウハウはそれなりに楽しめるが、あまり関係なさそうなところに安倍内閣批判が入ってくるのは興ざめ。 2020/09/29
まんまる
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落語家 立川談四桜が相手に伝わる工夫を紹介する。ちょっとした気遣いや工夫が、おもしろいエピソードなどを通して書かれていて、楽しみながら読むことができる。2020/06/07