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内容説明
アレクサンダー・テクニークは、身心を整えるボディワークとして欧米では、演劇や音楽の学校で必修となるほど一般的だが、日本人にはその身体観がわかりづらい、とこれまで言われてきた。
本書は、アレクサンダー・テクニークを実践・指導してきた著者が、禅やヨガや気功といった東洋的な修行法の考え方と結びつけてテクニークの本質を日本人にわかりやすく解き明かし、独自の身体観を提唱した野心作である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
6
たいていの問題は、何かが「足りない」のではなく、何か余計なことをしていることの方が多い。「しない」ことを十分吟味したうえで「する」べきことは何かを発見していく。「しない こと」によって「すること」が理解され、両者が一体化していく。首を楽に、頭は前に上に、背中は上下に伸び左右に広がる。仕事をしているときの意識や体の使い方がもっと上手になれば、肩凝りや疲労は軽減する。縛っているのは、仕事ではなく自分自身。「すること」から「思うこと」へ、外的から内的へ。今の自分から減らせることは?2014/11/07
Sayuri
3
アレクサンダー・テクニークを使って発表本番のときの緊張状態を改善させようみたいな音楽家の方などをターゲットとした広告を目にして、まずアレクサンダー・テクニークが何かを知ろうと思い、又、和訳版は和訳が分かりづらく伝わりづらいという書評も目にしたので、日本人著者のこの本を読み始めました。図書館本。 緊張状態などにある自分のからだが普段とどこが異なるのかを見つめ感じ、何を「しない」のかを思考や感覚を実感していくトレーニングなのかなと感じました。 この本を読むまで、内的筋肉、筋紡錘の存在は知らなかったです。2020/03/02
Sherlock
1
p.70「必要なことは、変化に見合った自然な速度で自己を成長させ、変化に対応できるようになることではないでしょうか。変化自体が私たちの内面に錯乱を起こすわけではなくて、この変化を恐れて固定しようとすることや、逆に請求に変化を求めるエンドゲイニングが内面の錯乱を起こすのです。したがって、私たちがこれらの反応から開放されたときこそ、本当の安心が得られ、生きることが楽しいものとなってくるのだと思います。」2017/09/02
kiki**
0
★★★★★2012/01/22
tom
0
図書館本。とりあえず流し読み。体の動きと心の重さの関連を調べる方法を書いているらしい。でも 竹内敏晴の「ことばが劈(ひら)かれるとき」のほうがはるかに刺激的だった。2011/05/29