内容説明
三人兄弟のすえっ子でおきらくなイワンは,ふしぎな小馬を手に入れて,王さまのうまや係をつとめることに.欲深な王さまから無理難題をふっかけられますが,小馬の助けをかりて切り抜け,火の鳥をつかまえたり,天空の館へ旅立ったりと冒険を重ねます.ロシアの詩人エルショーフが民話をもとに詩の形式で書いた物語.新訳.
目次
第1部
第2部
第3部
訳者あとがき
カバー画 ユーリー・ワスネツォフ
さし絵 ウラジーミル・プレスニャコフ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
9
5年生のブックトークに選書しました。『せむしのこうま』 https://bookmeter.com/books/98459 を考えたのですが、こちらの方が原文に近いんですね。もとは詩なのと、五七調の語りが子どもたちに分かりにくいかな?と今回は見送り。それにしてもイワンという名前は、おはなしの中で、おバカさんが多いような気がします。おバカさんでも、最後はハッピーエンドになるんですけどね(笑) 2020/12/09
りぃ
6
あとがきに、イワンとこうまは「ドラえもん」の、のび太とドラえもんの関係性と似ていると書いてあったが、全くその通りだと思う。 こうまの言葉遣いが可愛らしくて好きだ。これは訳者の力によるものか。2020/08/12
Bookcover
3
初めて 名を聞く エルショーフ この物語の きっかけは 大学の課題で 提出したとは それより びっくり この本は はしから はしまで 七五調 翻訳 さぞかし 大変でしょう 訳者あとがき 笑うのは イワンと こうまの 関係を 「のび太とドラえもん」にたとえたところ あっぱれとしか 言えません2016/09/12