- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
【2012年度日本労務学会賞(学術賞)受賞】
人の評価は難しい。しかし心理学の経営学への応用と考えれば、人事評価は極めて挑戦的な課題である。特に、アシュフォードはかつて「評価は資源である」と述べており、評価を正しく組織の中で使いこなせるかどうかは、評価者の側だけでなく、評価を受ける側にもかかっている。
本書は人事評価について科学的観点から総合的に論じ、公平で透明性の高い評価施策構築の指針となることを目指すとともに、努力主義の可能性を模索、また、パフォーマンスマネジメントへの移行を検討している。
第1部において人事評価の歴史を踏まえた上で、絶対評価・相対評価の特徴の整理、また、360度フィードバックや目標管理制度などを論じ、評価とはどういうものなのかを論じる。
そして第2部においては、米国の応用心理学の知見を展望しながら、個人の資質にかかわる理論を整理し、職務遂行能力、コンピテンシー、リーダーシップなどの評価要素について掘り下げる。
第3部は大手企業データや国際データを用いた人事評価の実証研究、オリンピック採点データ分析など6つの実証研究を元に人事評価への示唆を考える。
人事評価について深く考える際の決定版と言える書であり、人事関係者と管理者は必読!
目次
第1部 人事評価の考え方
今なぜ人事評価なのか
人事評価の歴史
評価の基準
評価基準の日米比較:相対的評価法
絶対評価法
目標管理制度
多面評価法(360度フィードバック)
人事評価の諸問題
第2部 人的資源の評価要素
能力の評価要素
パーソナリティの評価要素
職務行動の評価要素
努力の評価要素
第3部 人事評価の実証研究
評価者の認識枠組み
人事評価の公平性
目標管理制度の効果性
多面評価法(360度フィードバック)の妥当性
評価フィードバックによるパフォーマンス・マネジメント―人事評価からパフォーマンス・マネジメントへ
人事評価信頼性の頂点
人事評価に示唆されること
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- ノーゲーム・ノーライフ 第二章 東部連…