内容説明
アメリカは各州に高度な自治権が存在しており、とくに警察機関は奴隷制度の時代から独自の牙城を築いてきた。
西海岸サウス管区・強盗殺人課のジョン・ワイズバーグ刑事はそのギャングのような風貌で麻薬の売人たちから金の取り立てにいそしむ。そしてその金を離婚した妻への慰謝料と養育費にあてていた。
そんなある日、女子大生猟奇殺人事件が管内で発生する。被害者からは「モンドラーゴの神よ、我に永遠の魂と命を」と書かれたメッセージが見つかった。
すぐに事件を解決できると高を括る刑事たちだったが、なんの手がかりもないまま第二、第三の犠牲者を生んでしまう。被害者たちの共通点がまったく見あたらずに捜査は難航するのだった。
ジョンはチカーノギャングに命を狙われているうえ、収賄の嫌疑がかけられて内務調査室の捜査が迫っていた。
二転三転する連続猟奇殺人事件はわずかな手がかりを糸口に予期せぬ展開を迎える。最後にジョンが目にする光景とは。そして「モンドラーゴの神」が意味するものとは──。
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