内容説明
ふと目覚めると、見知らぬ部屋のベッドに寝ている。自分の名前も、ここがどこかも、目の前の美女が誰かもわからない。幾重にも張りめぐらされた陰謀。ピーター・ダルース、絶体絶命の脱出劇。“パズル・シリーズ” 第5作、待望の邦訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonnomarukari(ノンノ〇(仮))
5
記憶喪失ネタ。こんな都合よく記憶喪失になって上手く騙すことできるんかいなと思いつつ読んでみたが、予想が出来ない展開が続き中々面白い小説であった。あの後あの家族がどうなったかどうか知りたいが、まあ知らぬが仏なのかもしれない。2011/01/06
おふねやぎっちらこ
2
本格ミステリーというよりも、サスペンス。創元推理文庫・創元SF文庫でかつて使用していた、ジャンル表記マークなら「黒猫」で間違い無し。次の展開が知りたくて、読了までが早かった。2023/09/23
UPMR
1
シリーズ五作目。かなりサスペンス色が強く、これまでのおしどり夫婦探偵ものとは全然違う読み味。そもそもアイリスの出番ないし。途中までは記憶喪失&監禁サスペンスの中間を王道に忠実に進んでいる感じがあって、フレンド家の目的が明かされるまで、展開の上手さは感じてもそんなにのめりこめはせず。ただし、終盤、俄然パズラーに戻ってからはきちんと面白かった。ピーターの当初の的外れな疑念が再び還ってくる構成に感心するし、ツイストも効いている。2025/07/17
akiko
1
パズルシリーズ5。記憶喪失となったピーターが巻き込まれる事件。アイリスの活躍なし、ピーターも今までとは違う描かれ方。事件そのものも簡単なようだけど、そうではなくて、登場人物も怪しいのか怪しくないのか?惑わされてばかりでした。2021/06/29
wm_09
1
予想通り「パズル」色は弱い。順当なところに落ち着くサスペンス系統の作品。序盤から大幅に手札を晒していても読ませるのは確かだが。(稲)2010/06/08
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