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内容説明
菅首相の目玉政策「携帯値下げ」、変わらない市場の奥底に呪縛がある!
「携帯料金は四割程度引き下げる余地がある」--。
菅義偉新首相が官房長官時代から力を入れる携帯の値下げ。しかし国民の多くは値下げを実感するに至っていません。
13年ぶりの新規事業者となった楽天の携帯参入、大幅な減益覚悟で値下げを決断したNTTドコモ、今度こそ市場を変えようと
劇薬の「完全分離」導入に踏み切った総務省、ソフトバンクとKDDIによる瀬戸際の攻防。
それでもなぜ市場は変わらなかったのでしょうか。
本書は、そんな官邸と携帯大手の過去1000日の攻防を最前線で取材した著者がその裏側に迫り、
携帯電話市場の課題を浮き彫りにしました。国民が納得するような携帯料金を実現するにはどうすればよいのか。
著者は、市場を取り巻く「大手三社体制」「囲い込み」そして「月額収入」という三つの呪縛を解くことで、
初めて実現すると語ります。本書の内容は菅新政権の次の一手を探る上でも欠かせないでしょう。
目次
序章 不発に終わった「四割値下げ」
・「携帯料金は四割引き下げる余地がある」、約六割の消費者が携帯料金を「高い」 ほか
第1章 「常識外れ」な挑戦者
・わずか6000億円の設備投資額、これからは後発有利、MVNOはMNOの奴隷だ ほか
第2章「こんなもんじゃねえだろ」
・破壊者、澤田新体制、月1000円値下げで6000億円減収、二~四割値下げ、年4000億円還元
第3章「完全分離」官邸・総務省の覚悟
・包括検証開始と同時に官房長官の「四割」発言、「分離」ではなく「完全分離」 ほか
第4章 改正法施行前夜 瀬戸際の攻防
・楽天待ちで大手三社が駆け引き、大手初の縛りなし、違約金なしプラン、楽天肩透かし、ソフトバンクに批判集まる ほか
第5章 座して死を待つのか
・端末販売減がショップの経営直撃、ショップを縛る評価指標、新型コロナで来店者六割減 ほか
第6章 出遅れた日本の5G 逆境の船出
・都心の生活圏内でつながらず、新型コロナウイルスで出はなくじかれる、高価な5Gスマホも足かせに ほか
第7章 解けなかった呪縛
・抜け穴を塞ぐほど競争停滞、消費者は合理的に動かない、政策立案のための指標不在 ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
スプリント
ポップ430
tacacuro
じゅんぺい
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