極西文学論

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極西文学論

  • 著者名:仲俣暁生【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 晶文社(2020/10発売)
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  • ISBN:9784794966452

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内容説明

「極西文学」―それは1960年代後半以降に生まれ、90年代に書き始めた現代日本文学の作家達を呼ぶ、仮の名前である。アメリカ文学、ポップカルチャー、テクノロジー、そして戦争の影…。村上春樹がかつて切り開いた日本のポップ文学の道。その先の道を高速で駆け抜ける現代作家たちを、同じ速度で伴走する最新型の文学論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミツ

6
再読。「西とは私たちの想像力が生み出す何かだ。想像力とは恐怖という感情を生む源泉であると同時に、どこかへ向かう運動を生み出す契機でもある。」 爆撃機の視点も人工衛星の視点をも超えた、遥か上から世界を眺める縦の視点。それと垂直に交わる様にして東西を移動する横の視点。戦後の世界全体をダイナミックに、音楽、映画、政治など様々な側面から捉え、独自の連想と隠喩の読解によってヨーロッパ、アメリカ、そして日本の文学を、“極東”から“極西”へと再地図化する大胆な試みを行った傑作。2010/12/23

hiratax

0
(20060913)この頃、現代小説を幾つか並べて時流を見る「ニューウェーブ文藝評論」みたいなのがちょこちょこあったけれど最終的に残るものがないのは、小説を誰も読んでいない→読んでいる人は特定の作家しか読んでいない→拡がりがない、というループのせいのような。2006/09/13

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