内容説明
論語をダシに奇人変人作家仲間を独特の文章でつづる名随筆――二千数百年前の中国の古典『論語』。余りにも有名であるけれど、きちんと読んだ人は、どのくらいいるだろう。ならば、孔子にならい、我流の読み方をしてみようと、阿川弘之が、悪友・遠藤周作、三浦朱門、吉行淳之介、北杜夫らとの珍談奇行の交友録をまじえて、世相風俗万般をにがりのきいた独特のユーモアでつづった快エッセイ。論語を知らない人も、ちょっと論語を楽しめる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カブトムシ
13
親友や悪友、恩師が論語をだしにして、語られている。古今東西の小説が蘊蓄を傾けて、語られている。特に、恩師の姿として晩年の志賀直哉との親交を興味深く、何度も語っている。「尾崎一雄さんや藤枝静男さんの接した壮年のころの志賀先生は、神経がピリピリしていてこわかったらしい。」と述べ、「書いたものが二つ三つ活字になって、一部の人に讃められて私は、大分いい調子なっていたようである」と唯一叱られた時のことを、述べている。瀧井(孝作)でも網野(菊)さんでも態度が変わらないのに、「態度が変わる奴とはつき合いにくいよ」と…。
ja^2
3
「孔子さん、そうはおっしゃいますがね...」と論語に引っかけつつ、著者の日常を紡ぐ。▼私も著者を真似て...「孔子曰く、益ある友人に三種類、損する友人に三種類ある。正直な友人、篤実な友人、物知りの友人には益がある。責任を回避する人、反対しない人、口先だけが達者な人を友人とすると損をする」。▼孔子さん、問題は自分に正直になって責任を回避する人や、反対しないだけのくせに篤実なつもりの人や、口先だけが達者なのに物知りを気取った人が多いということだよ。もっとも、友人を損得で考える孔子さんもどうかと思うけどね。2012/08/01
p
3
話し言葉で簡単に読めるしどの項目も3Pくらいに収めてあるから電車の中でちまちま読むのに最適だった。 簡単に言えば論語をダシに阿川弘之がグダグダ喋るという感じ、なかなか面白かった。2011/04/15
ゴリゾウ
2
論語をダシに奇人変人作家仲間を独特の文章でつづる名随筆ーー二千数百年前の中国の古典『論語』。余りにも有名であるけれど、きちんと読んだ人は、どのくらいいるだろう。ならば、孔子にならい、我流の読み方をしてみようと、阿川弘之が、悪友・遠藤周作、三浦朱門、吉行淳之介、北杜夫らとの珍談奇行の交友録 (Amazon.co.jp) #1421984/07/01
アキヤマ
2
論語をネタに、作者がいろいろな人たちと会話をするのが妙に面白かった。2013/11/05
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